小陰線引け。転換線は基準線を上回り、遅行スパンは実線を上回り、雲の上で引けており、三役好転の強い買いシグナルが点灯中。孕み線で反落したものの、依然として転換線を上回って引けており反発の可能性が示唆されている。
本日は91.31円に上昇している転換線を念頭に置き、基準線を支持に押し目買いスタンスで臨み、同線を下抜けた場合は手仕舞い。
レジスタンス1 92.05(10/23高値)
前日終値 91.60
サポート1 91.08(日足一目均衡表・基準線)
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル 日足テクニカル NZドル円上昇中の基準線を支持に押し目買いスタンス
一目均衡表は、他のテクニカル分析に比べ多くの要素で構成されており、相場の状況を様々な観点から的確に分析することが可能です。ここでは、一目均衡表の具体的な活用方法を説明します。
もちろん、多種多様なテクニカル指標を駆使した高度な相場分析、インターネット上から入手したEA(エキスパート・アドバイザー、Expert Advisor)を使った「FXの自動売買」、過去の為替レートを用いてEAの効果を検証する「ストラテジーテスター」など、MT4ならではの魅力的な機能も存分に使うことができます。
一目均衡表は、1936年に細田悟一(ペンネーム:一目山人、いちもくさんじん)が考案したとされている日本を代表するチャート分析手法です。考案者である細田氏は、独自の研究所を設立し2000人の職員と7年の年月をかけて一目均衡表を完成させたと言われています。緻密なデータに裏付けられた一目均衡表は、本来は株価を基に考案された指標ですが、FXの為替レートなどほかの銘柄にも応用することが可能です。 一目均衡表と他のテクニカル分析との大きな違いは、多くのテクニカル分析が価格の変化や相場の流れを重視して時間を二次的なものとして扱っているのに対し、一目均衡表は時間を主体として値段を二次的なものとして扱っている点です。つまり「いくら」になるかを分析するより「いつ」を分析することに特化したテクニカル指標といえます。また、一目均衡表は、買い方と売り方の均衡が崩れた方向に、相場が動くとする考えに基づいています。買いと売りの均衡が崩れた際の大きな動きを一目で把握することを目的として作られたとされ、日本人のみならず海外の投資家にも人気があるテクニカル分析です。そのように多くの人に使用されていることもあり一目均衡表の各線それぞれがレジスタンス・サポートラインとして機能する働きがあります。 なお、現在は一目山人の遺族が経営する株式会社経済変動総研が一目均衡表の普及に努めており、一目均衡表の資料や原著の販売などを行っています。
<ユーロドル相場>ユーロドル相場(EURUSD)は高値圏での堅調推移が続いています。日足ローソク足が主要テクニカルポイント(21日線、50日線、90日線、200日線、ボリンジャーミッドバンド、一目均衡表転換線、基準線、雲上限)の上側で推移していることや、強い買いシグナルを示唆する「強気のパーフェクトオーダー」「一目均衡表三役好転」「ダウ理論の上昇トレンド」が成立していること等を踏まえると、テクニカル的に見て、地合いは極めて強いと判断できます。また、ファンダメンタルズ的に見ても、(1)欧州経済の復調期待(直近で発表された欧州経済指標は総じて良好な内容)や、(2)ECBによる7月以降の利下げ観測後退(ECB高官は6月利下げを肯定しつつも7月以降の連続利下げの可能性はデータ次第と否定→先週発表されたユーロ圏1−3月期協約賃金の伸び率加速もこうした流れを後押し)など、ユーロドル相場の上昇を連想させる材料が増えつつあります。
<ドル円相場>ドル円(USDJPY)は週央にかけて約1カ月ぶり高値157.79まで上昇しました(その後一時的に156.38まで急落する場面が見られましたが週末にかけて再び157円台を回復するなど下値の堅さを再確認)。日足ローソク足が主要テクニカルポイント(21日線、50日線、90日線、200日線、ボリンジャーミッドバンド、一目均衡表転換線、基準線、雲上限)の上側で推移していることや、強い買いシグナルを示唆する「強気のパーフェクトオーダー」「一目均衡表三役好転」「ダウ理論の上昇トレンド」「フィボナッチ38.2%戻し・50.0%戻し・61.8%戻し」が成立するなど、テクニカル的に見て、地合いは極めて強いと判断できます。
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