【テクニカル】日足テクニカル・豪ドル円=上昇中の基準線を支持に押し目買いスタンス

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【テクニカル】日足テクニカル・豪ドル円=上昇中の基準線を支持に押し目買いスタンス

陽線引け。転換線は基準線を上回り、遅行スパンは実線を上回り、雲の上で引けており、三役好転の強い買いシグナルが点灯中。孕み線で反発して転換線100.82円をわずかに上回って引けており続伸の可能性が示唆されている。

 本日は転換線を念頭に置き、基準線を支持に押し目買いスタンスで臨み、同線を下抜けた場合は手仕舞い。

レジスタンス1  101.69(10/23高値)

前日終値     100.83

サポート1    99.86(日足一目均衡表・基準線)

(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・豪ドル円=上昇中の基準線を支持に押し目買いスタンス

一目均衡表は一風変わった日本発のテクニカル分析のひとつです

一目均衡表は一風変わった日本発のテクニカル分析のひとつです。5つの線と「雲」をローソク足と組合せて分析します。他のテクニカル分析に比べ構成要素が多いため難しく感じるかもしれませんが、ポイントを押さえればとてもシンプルなテクニカル分析手法です。世界中の多くの投資家から支持されている一目均衡表について、基礎知識から相場動向を予測するための活用方法まで詳しく説明します。

ここ数週指摘してきたように「テクニカル的な『USDじり高』の結論」と相反する「景気減速を示唆する米国経済指標の増加」が我々の見通し(予測シナリオ)を非常に悩ましいものとしてきました。既述の通りその流れは先週も続きUSD円相場は前半に大きく下落したものの、逆に週末にかけては予想外に良好な経済指標がUSD円相場の失地回復に大きく貢献した恰好です。

それでは、テクニカル面からユーロ豪ドル相場を構成するユーロ米ドル相場と豪ドル米ドル相場をみてみましょう。

◇フィボナッチ・リトレースメントとは「フィボナッチ比率」をトレードにあてこんだテクニカル手法です。「23.6%・38.2%・61.8%・76.4%」という比率を、フィボナッチ比率、または黄金比率と呼びます。多くの投資家がフィボナッチ比率で求められた価格帯を意識する為、相場に影響を与えると考えられています。チャートの高値・安値の間をフィボナッチ比率で区切られたラインを引くことで、サポートライン・レジスタンスラインを判断します。

一目均衡表は、他のテクニカル分析に比べ多くの要素で構成されており、相場の状況を様々な観点から的確に分析することが可能です。ここでは、一目均衡表の具体的な活用方法を説明します。

◇H&Sとは日本語で「三尊」とも呼ばれるチャート形状です。左右にショルダー(肩)、中央にヘッド(頭)があるように見える事からH&Sと呼ばれます。「三尊天井」という言葉は投資の世界では有名なテクニカル指標で、チャート上にこの形が現れる場合、上昇局面から下落局面へのトレンド転換局面と判断されます。上昇相場の中で、上値をアタックするものの、高値を超える事ができず、アーム(腕)形成部分まで下落してしまうのを「売り」の判断します。

一目均衡表とはどのようなテクニカル分析なのか、初めての方でもわかるように基礎知識から解説しましょう。

既述の通り、今週は「日米の金融政策の決定会合が行われる極めて注目度の高い週」ですが、繰り返し指摘しているように『足許で米国の利下げが直ちに織り込まれ始めるような展開』を想定することはほとんど困難な状況です。そうなると『日米の短期金利差は当面高水準のまま維持される』との見通しによって、円キャリートレードなども引き続き活発に行われやすいと考えられます。このため、結局は(テクニカル分析での結論と同様に)『USD円じり高の基調が続く』ものと予想しています。

一目均衡表は、1936年に細田悟一(ペンネーム:一目山人、いちもくさんじん)が考案したとされている日本を代表するチャート分析手法です。考案者である細田氏は、独自の研究所を設立し2000人の職員と7年の年月をかけて一目均衡表を完成させたと言われています。緻密なデータに裏付けられた一目均衡表は、本来は株価を基に考案された指標ですが、FXの為替レートなどほかの銘柄にも応用することが可能です。 一目均衡表と他のテクニカル分析との大きな違いは、多くのテクニカル分析が価格の変化や相場の流れを重視して時間を二次的なものとして扱っているのに対し、一目均衡表は時間を主体として値段を二次的なものとして扱っている点です。つまり「いくら」になるかを分析するより「いつ」を分析することに特化したテクニカル指標といえます。また、一目均衡表は、買い方と売り方の均衡が崩れた方向に、相場が動くとする考えに基づいています。買いと売りの均衡が崩れた際の大きな動きを一目で把握することを目的として作られたとされ、日本人のみならず海外の投資家にも人気があるテクニカル分析です。そのように多くの人に使用されていることもあり一目均衡表の各線それぞれがレジスタンス・サポートラインとして機能する働きがあります。 なお、現在は一目山人の遺族が経営する株式会社経済変動総研が一目均衡表の普及に努めており、一目均衡表の資料や原著の販売などを行っています。

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