参考レート 196.70円 11/5 2:12
パラボリック 199.72円 (実勢レートが上回れば買い・下回れば売り示唆)
移動平均線・MA(各レベルで短期が長期を上回れば買い・下回れば売り示唆)
5日移動平均線 197.79円 (前営業日198.22円)
21日移動平均線 196.16円 (前営業日196.09円)
90日移動平均線 194.32円 (前営業日194.40円)
200日移動平均線 194.11円 (前営業日194.06円)
RSI[相体力指数・14日]
54.06% (売られすぎ目安30%・買われすぎ目安70%)
ボリンジャーバンド(買われすぎ・売られすぎ水準目安 周期20日)
2σシグマ[標準偏差]上限 199.43円
2σシグマ[標準偏差]下限 193.12円
MACD指数平滑移動平均・収束拡散指標
MACD[12、26] 1.39 vs 1.51 MACDシグナル [かい離幅 -0.12]
(MACDがシグナルを上回れば買い・下回れば売り示唆。かい離幅も反発・反落の目安)
注;テクニカル指標の解釈の説明は一般例のひとつで、同一の指標でも上記以外に様々な判断基準があります。
(岩間)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
MACDはテクニカルチャートで描画できます
MACDはトレンドが発生している相場では非常に有効と言えますが、横ばいのレンジ相場には弱く、ダマシも多く発生するリスクがあります。現在の相場がトレンド相場なのかレンジ相場なのか、他のテクニカル指標を使うなどして相場を見極め、MACDを最大限有効に活用できる相場で使用するようにしましょう。
ダイバージェンスとは価格とテクニカル指標が逆行している状態を指します。たとえば、価格は上昇しているのにMACDは下がっているような状態です。トレンド発生時にダイバージェンスが出現した場合は、トレンドが弱まっているサインとなります。発生しているトレンドが転換する可能性を強く示唆しているため、注意が必要です。
ダイバージェンスなどでトレンド転換のサインが出たのち、次のトレンドが発生するまでのトレンド終盤にはトレンドレス(レンジ相場)となることが多いです。そのため、MACDでは決済のタイミングを正確に掴むことが難しくなります。繰り返しになりますが、MACDはトレンド相場において有効なテクニカル指標であるため、ダイバージェンスなどの相場転換、レンジ相場への移行のサインが見えた際には手法を柔軟に切り替えたりするなどの対応が必要です。
MACDは単体でも有効性の高いテクニカル指標として機能しますが、他のテクニカル指標と組合せることでより強力な信頼度の高い売買シグナルとして活用することができます。多く組合せられているテクニカル指標にはRSIや移動平均線などがあります。特にRSIとの組合せではMACDでは認識できない相場の過熱感も併せて判断材料とすることができます。RSIでの売買シグナルとMACDでの売買シグナルがダイバージェンスしていない状況においては、信頼度は非常に高くなるといえるでしょう。
MACDはテクニカルチャートで描画できます。MACDを見ることで相場のトレンドや売買タイミングを捉えることができます。
では最後に、MACDの欠点と、MACDを使用する際の注意点を見ていきましょう。MACDは精度の高いテクニカル指標として知られていますが、弱点もあります。弱点をあらかじめ知っておくことで、さらにトレードの勝率をあげることができるでしょう。
コメント