前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
4日、米大統領選の投開票を控える中、週末に民主党のハリス副大統領の支持率が上向いていることを示す世論調査の結果が発表され、トランプトレード(米債価格下落・米金利上昇・ドル買い)の巻き戻しのドル売りが進行し、ドル円はNY時間序盤に151.533円まで下落した。その後は、OPECプラスが12月から予定していた生産引き上げを1カ月先送りするとのニュースが焼き直され、原油先物価格の上昇とともに、米長期金利が下げ幅を縮小し、ドル円はNY時間終盤に152.203円まで上昇した。
本日アジア時間、ゴトー日の実需フローや日経平均の上昇を受けて、ドル円は152円ミドルまで上昇している。
本日、豪準備銀行は政策金利を市場予想通り4.35%に据え置きとすることを発表。声明では「インフレ率を目標に戻すために必要なことを行う」「インフレの上振れリスクに引き続き警戒する必要性」「11月の予測は、インフレ率が持続的に目標範囲に入り、中央水準に近づくまでにはまだ時間がかかることを示唆」と引き続きタカ派の内容で、公表を受けて豪ドル買いで反応したものの、米大統領選を控え反応は限定的となった。
取引金額
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市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
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ポジション増減
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FX個人投資家動向 米大統領選控えトランプトレードの巻き戻しのドル売り進行x203cドル円プレーヤーはトランプ氏当選期待で買いを仕込む買いポジ増加x203c 2024年11月5日
トランプ氏は中国からの輸入品に60%の関税を課し、それ以外の国には一律10-20%をかける考えを示している。対中関税は既に停滞している中国景気のさらなる下押し要因となりかねず、日本にとって最大の輸出相手国である中国の景気減速が日本企業に与える影響は無視できない。
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11月5日の米大統領選挙が目前に迫ってきました。共和党のドナルド・トランプ前大統領と民主党のカマラ・ハリス副大統領の対決は、まれに見る接戦が続いており、勝敗の行方は見通せません。
■開催日:2024年11月8日(金)12:00~13:00(予定) ■テーマ:「もしトラ」ファイナルLIVE 米大統領選後の世界を占う 経済、安全保障はどうなる? ■講師:前嶋和弘氏(上智大学総合グローバル学部教授)鷲尾 龍一(日経BP ニューヨーク支局長)森永輔(日経ビジネス シニアエディター) ■モデレーター:堀越 功(日経ビジネスLIVE編集長) ■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信) ■主催:日経ビジネス ■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員は無料で参加できます(事前登録制、先着順)。有料会員以外は3300円(税込み)となります。 >>詳細・申し込みはリンク先の記事をご覧ください。
日経ビジネスLIVEでは日本時間11月8日(金)昼12時に、米大統領選後の世界情勢を占うウェビナーを開催します。講師には、米国の現代政治を専門とし、今回の米大統領選についても積極的にメディアで発信を続けている、上智大学の前嶋和弘総合グローバル学部教授をお迎えます。また日経ビジネスでも米大統領選の記事を多数執筆する、日経BPの鷲尾龍一ニューヨーク支局長と、日経ビジネスの森永輔シニアエディターも登壇します。米大統領選後の世界情勢、日本経済への影響などを分析します。
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しかし、トランプ氏は新たな関税の導入も政策の柱に掲げており、景気の先行き不透明感が徐々に高まって株高は短期で終わるかもしれない。市場は既にトランプ氏勝利の可能性を相当織り込んだとの指摘もあり、2016年の大統領選後に起きたトランプラリーの再現は期待しにくい状況だ。
米大統領選を直前に控え、為替相場は方向感が定まらない状況が続く。市場参加者の多くは、年末にかけて日米金利差の縮小に伴う円高(ドル安)基調を見込んでいるが、好調な米経済指標を受けて円安(ドル高)が進行。選挙の結果次第では波乱が起きかねない。
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21日、米大統領選でトランプ氏有利の報道から、同氏の主張である関税賦課に加え、減税を通じた財政刺激策の実現見通しへの思惑から、米長期債利回りが上昇、さらに、ローガン米ダラス連銀総裁が「経済が予想通りなら、段階的な利下げを予想」、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「向こう数四半期にわたり、緩やかな利下げを予想している」と発言し、米国の大幅利下げ観測が後退し、ドル円はNY時間終盤に150.882円まで上昇した。
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