【米大統領選】ドル円上昇どこまで?トランプ氏・ハリス氏どちらが勝利しても米経済の強さは維持 11月6日(水)野村雅道【FX見通し】#外為ドキッ

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【米大統領選】ドル円上昇どこまで?トランプ氏・ハリス氏どちらが勝利しても米経済の強さは維持 11月6日(水)野村雅道【FX見通し】#外為ドキッ
 

米大統領選挙、短期的にはドル高進行か【外為マーケットビュー】

動画配信期間:公開日から2週間

目次

00:00 今回のダイジェスト
00:32 米大統領選挙の市場への影響
05:16 足元の注目材料
06:12 日本・円の動向
09:45 米国・ドルの動向
11:57 欧州・ユーロの動向
12:34 イギリス・ポンドの動向
13:34 オセアニア通貨の動向
16:19 米国の貿易赤字拡大
17:14 高金利通貨の動向
22:13 まとめ
22:33 【PR】「外為どっとカレー」プレゼントキャンペーン
22:53 【PR】口座開設特別キャンペーン

動画の要約・まとめ

米大統領選挙の市場への影響

政策路線の選択

– ハリス氏:オーソドックスな政策路線
– トランプ氏:関税政策、国内回帰政策
– 両者の政策の経済的影響の違い

トランプ政権の場合の影響

– 関税引き上げによる物価上昇
– 国内企業保護による経済の歪み
– 財政赤字拡大の懸念
– 格付け引き下げリスク

各国市場の状況

日本市場

– 円安対策の課題
– 日銀の利上げ可能性
– 介入の実効性への疑問

欧州市場

– ECBの金融政策
– GDPの改善傾向
– インフレ状況の変化

豪州・NZ市場

– 金利政策の方向性
– 雇用統計の動向
– 中国経済との関連性

新興国市場の動向

南アフリカ

– 連立政権の成功
– 停電問題の改善
– 格付け引き上げの可能性

メキシコ

– 司法制度改革の影響
– 工場進出の継続
– 政策金利の動向

市場への総合的影響

短期的展望

– 選挙結果による市場変動
– 金利動向への影響
– 為替相場の変動可能性

中長期的展望

– アメリカ経済の基礎的強さ
– グローバル企業の競争力維持
– 政策変更の影響の限定性

結論

米大統領選挙の結果に関わらず、アメリカ経済の基礎的な強さは維持されると予想されます。トランプ政権となった場合、短期的には市場の混乱や変動が予想されますが、中長期的には経済の基礎的要因が市場を支えると考えられます。投資家は短期的な市場の変動に注意しつつ、より長期的な視点での投資判断が求められます。

【米大統領選】米株はトランプ氏でもハリス氏でも上昇か|日本株・米株・金・原油動向を考察【CFD見通し】11月6日(水)野村雅道 #外為ドキッ

目次

0:00 日本株の動向
0:46 米国株の動向
1:13 金の動向
1:28 原油の動向
1:56 【PR】「外為どっとカレー」プレゼントキャンペーン
2:16 【PR】口座開設特別キャンペーン

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野村雅道 氏
FX湘南投資グループ代表 1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行。82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。 87年米系銀行へ転出。外資系銀行を経て欧州系銀行外国為替部市場部長。外国為替トレーディング業務ヴァイスプレジデントチーフディーラーとして活躍。 財務省、日銀および日銀政策委員会などの金融当局との関係が深く、テレビ・ラジオ・新聞などの国際経済のコメンテイターとして活躍中。為替を中心とした国際経済、日本経済の実践的な捉え方の講演会を全国的に行っている。現在、FX湘南投資グループ代表。

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主役は米大統領選である

今回の米大統領選では、民主党では大統領候補がバイデン氏からハリス氏に代わる事態が起き、一方のトランプ氏側では講演中に発砲され、もう数センチずれていたら命にもかかわるような暗殺未遂事件も起き、異例ずくめの2024年米大統領選になりました。すでにトランプ氏が勝利することを前提に行われた「トランプトレード」も一部解消されているようですが、「金融市場にとって相対的に不確定要素が少ないハリス氏が勝利すれば、トランプ氏の勝利を見込んだ『トランプトレード』は、理論的には巻き戻しがさらに進む可能性がある」と、ブルームバーグは分析しています。因みに、米株式市場ではS&P500が大統領選投票日は上昇する傾向が強く、過去11回の選挙日のうち9回で値上がりして来たそうです。昨日の同指数も70ポイント上昇していました。米金利が低下したことからドル円はやや売られましたが、依然として先週から続いている151円台〜153円台のレンジ内で推移しています。

ちょうど1年前の1月、当コラムは「2023年の世界は2024年で動く」と書いた。台湾総統選挙から米国大統領選挙まで2024年は大統領選挙や総選挙ラッシュ。《2023年の国際情勢は2024年の影響の下で動いて行くし、行かざるを得ない》と考えたからだ。しかし2024年の世界はもう2025年では動かない。2024年それ自体で動く。主役は米大統領選である。中国やグローバルサウス(GS)の台頭が著しいとは言え、米国の力は侮れない。世界の政治経済は米大統領が依然として帰趨を握っている。民主党はバイデン大統領が再選を目指す。一方共和党は台湾総統・立法院選挙の2日後、1月15日のアイオワ州党員集会から始まる。本来なら7月の共和党全国大会までの長距離レースだが、今回は支持率で独走するトランプ前大統領が、10数州の予備選が行われる3月5日のスーパーチューズデーには、候補者に決まりとなる公算が高い。さらに今や本選で勝利の観測まで出ている。だからであろう。昨年後半から欧米主要紙は相次ぎ「トランプ再登場」の世界をシミュレーション。独裁政治の到来、同盟・多国間協調の崩壊、ロシア優位のウクライナ戦争の終わり、北大西洋条約機構(NATO)からの米国脱退などを予測、論調は総じて悲観的だった。かつてネオコン(新保守主義)で鳴らした歴史学者ケーガンは、ワシントンポスト紙11月30日付「トランプの独裁政治は不可避。誰も止められない」で、独裁と反トランプ陣営へのリベンジ政治が始まると言い、英フィナンシャルタイムズ紙12月6日付「世界がトランプにヘッジを掛けることは不可能」も、同紙コラムニストがトランプ復帰は西側にとって最初の時よりも悪く、《アジアの同盟国や友邦国は米国が安全保障を保証することのない世界に適応しなければならない》とした。そうした状況を「パニック状態」と言ったのは、米国際政治学者のルトワック氏だ。米国社会は今やトランプ支持派と徹底排除派に二分され、今回は前者が勝敗の行方を決めそうだからである(産経新聞12月22日付)。振り返れば世界は第1次トランプ政権で気まぐれや思いつきの予測不可能政治に翻弄された。もし第2次政権が現実となり独裁とリベンジ政治が加われば、世界はどこまで理不尽なものになるか、それこそ予測不可能だ。もっとも今このように書きつつ「トランプ再登場」には実は半信半疑でもある。ちょっと前のめりしすぎではないか。政治の世界が一寸先は闇、選挙が水物なのは万国共通だし、少なくともバイデン氏には高齢の、トランプ氏には連邦・州裁での4つの裁判のリスクがある。11月5日の投票日まで何が起きるか分からないし、何が起きても不思議ではない。世界はますます予見困難になっている。このことは昨年10月7日のパレスチナのイスラム原理主義武装組織ハマスによる奇襲攻撃の一事を見ても明らかだ。世界はもちろん、当のイスラエルにも寝耳に水。それが結果的にはバイデン氏、ひいてはウクライナのゼレンスキー大統領を窮地に追い込み、トランプ氏を利している。しかし日本や世界が今から怯え、パニック状態に陥るのは賢明とは言えない。むしろここは冷静に、2024年を「トランプ的世界」への覚悟と備えの年とする方が建設的だろう。最優先課題はやはりウクライナだ。ウクライナ支援反対を明言しているトランプ氏が再登場する前に、ウクライナ優位の停戦に向け西側は挙げて最大限の支援をし、戦況を変える。ロシアの勝利はプーチン大統領の野心と挑戦を増大させ、国際秩序にとって危険極まりない。ガザ攻撃停止に向けイスラエルへの圧力強化も緊急を要する。停戦は人気のないネタニヤフ首相の退陣に道を開くかもしれない。ウクライナとガザの紛争に出口が見えただけでも、世界は相当身軽になる。経済、エネルギー、食糧事情が好転するのは間違いない。これは米国第一主義が信条のトランプ氏にとっても内政に専念出来るので悪くないはずだ。2024年は国際紛争に解決の糸口を見つけることが最大の課題である。日本も率先して汗をかき、知恵を出したい。

世界の人口の半分を超す45億人強が投票箱に向かう空前の選挙年前半戦は、番狂わせやサプライズが相次いだ。4〜5月のインド総選挙は、「400議席越え」をTシャツに印刷し、圧勝を目指したN.モディ首相率いるインド人民党(BJP)が、蓋を開ければ大量議席減で単独過半数を失った。6月の欧州議会選では極右・国民連合の躍進に危機感を覚えたE.マクロン仏大統領が、解散総選挙の賭けに打って出たものの、今度は急進左派の勝利を許してしまった。イランはE.ライシ大統領のヘリ墜落による事故死で予定にない大統領選挙を実施、決選投票で改革派が勝利する二重の想定外を生んだ。波乱万丈のレースは「事実は小説より奇なり」がピッタリだった。そして最後の最後に、前半戦最大のサプライズが待っていた。米大統領選挙の予備選で既に候補指名に必要な代議員数を確保していたJ.バイデン大統領が、D.トランプ前大統領とのテレビ討論に失敗、民主党重鎮や有力メディア、大口献金者らによる高まる辞任圧力にレースから撤退、アッという間にカマラ・ハリス副大統領へ候補がスイッチしたのだ。このニュースに有権者が「やっと大統領選が始まった気がする」とCNNで語っているのを見て、全米の多くの有権者の正直な気持ちではないかと感じた。私もまったく同感だ。1月から始まった予備選で、民主党はバイデン氏への挑戦者が現れず、共和党もトランプ氏の対抗馬は皆、早々と消え、予備選はあってないも同然だった。4年前と同じ顔触れは、「老々対決」とか「衰え隠せぬ老人 VS. 嘘つき重罪人」などと揶揄され、「ダブルヘイタ―(バイデン大統領VS.トランプ前大統領=どっちも嫌)」の戦いになることが避けられないとみられていた。それが今や対決の構図は一変。決めるのは米有権者だし、ハリス氏の大統領としての潜在能力も未知数だが、土壇場でのどんでん返しは、米大統領選の及ぼす影響力の大きさを思えば、世界にも決して悪くなかった。私は米国の最大の強みはダイナミズムと復元力にあると考えて来た。そしてその源泉が大統領選挙である。4年に一度、国を挙げて大統領選挙という名の長距離レースを行うことで、政治のダイナミズムや社会の活力を取り戻し、その長丁場をフェアに全力で戦い抜いた勝者だからこそ、変革と前進を担う指導者になることが出来ると思うのだ。「ようやく始まった」大統領選は、11月5日の投開票日まで3か月の短期決戦となった。この際、時間の短さには目を瞑る他ない。選挙戦が選挙戦らしくあることが肝心なのだから。今回はDEIとMAGAの戦いとも言われる。前者はDiversity(多様性)、Equity(公平性)& Inclusion(包括性)の略で、女性、アジア系、黒人のハリス氏(59歳)を体現する標語だ。後者はMake America Great Again(アメリカを再び偉大な国にする)の略で、トランプ氏(78歳)の専売特許である。共和党大会直前の銃撃事件で、血を流しながら拳を突きあげ強い指導者ぶりを示し、一躍優位に立ったトランプ氏に対して、DEIで女性や若者、無党派層にアピールするハリス氏も巻き返し、支持率は目下、拮抗している。ハリス氏がご祝儀相場を今後、本物に出来るかがカギだろう。最後は接戦7州(ペンシルベニア、ウィスコンシン、ミシガン、ネバダ、アリゾナ、ノースカロライナ、ジョージア)が帰趨を決める構図に変わりはないのかもしれない。振り返って選挙年前半戦は、ロシアやベネズエラ大統領選、バングラデシュ総選挙に見るように、民主主義の悪用や形骸化による権威主義・独裁体制の増加を生んだ。また韓国やインド、欧州議会選挙に見るように分断・対立も一層拡大し深まった。米国も「老いの一徹の再選 VS. リベンジ権力奪還」という不毛の対決を回避出来たのは朗報だが、勝敗が社会の分断・対立を激化させる懸念は大きい。ハリス氏は勝ち負けどちらであれ初挑戦を糧に、トランプ氏には「寛容な勝者もしくは偉大な敗者」になってほしいものだ。その意味でダイナミズムと復元力を確かなものにするのは、これからに掛っている。

いよいよ米大統領選の投開票を迎えました。少なくとも8300万人が期限前投票を済ませており、日本時間朝8時過ぎには速報が伝えられる見通しのようです。ただ、最終結果が判明するのには数日かかる可能性もありそうです。ホワイトハウス周辺では、万が一に備えて金網が張られたほかは、現時点では投票はスムーズに行われているようです。それにしても、米国ではなぜ投票日が「火曜日」なのか、よくわかりません。日本では投票率が下がるのを防ぐ意味からも「日曜日」になっていますが、米国では投票日を「日曜日」にした方が、投票率が下がるのでしょうか。

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