【ドル円見通し】どうなるFOMC!?米大統領選の熱が冷めない市場、買い場を探る展開へ(今日のFX予想)2024/11/7 #外為ドキッ

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【ドル円見通し】どうなるFOMC!?米大統領選の熱が冷めない市場、買い場を探る展開へ(今日のFX予想)2024/11/7 #外為ドキッ
 

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

今日のドル円  テクニカル分析で環境認識(動画の内容 ポイントまとめ)

■市場環境
– トランプトレードでドル高・円安基調継続
– 154.70円まで上昇(7月30日以来の水準)
– 一時的な調整も、上昇トレンドは維持

■テクニカル分析
– 10日・20日線上向き維持
– RSIは50ライン上で推移
– 月足では6・12か月線がサポート
– 160円を視野に入れた展開

■FOMC注目点
1. 政策金利
   – 0.25%利下げが確実視
   – 0.5%利下げ観測も一部で浮上

2. パウエル議長記者会見
   – 今後の利下げペースへの言及
   – トランプ政権との関係性
   – FRBの独立性維持の姿勢

■想定レンジ
上値:
– 154.70円
– 155円の心理的節目

下値:
– 153.60円
– 153.10円がサポート

■注目ポイント
– トランプ政策によるインフレ懸念
– 金利上昇・高止まりの可能性
– 年末にかけてのドル高継続予想

総じて、調整後は買い場を探る展開が有望か。

『最新のドル/円相場を解説』

『平日の月曜日~木曜日、21時からのライブ配信』今回のFOMCの焦点は…ドル円下落する?

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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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ドル円見通し どうなるFOMC米大統領選の熱が冷めない市場 買い場を探る展開へ

いずれにせよ、ドル円が150円を下方ブレイクする場合は、サポートラインへの転換が確認された149円の維持が焦点となろう(下の日足チャート、緑矢印を参照)。テクニカルの面では、10月21日の安値149.09レベルの維持(全戻し)の攻防に注目したい。

アメリカ大統領選挙と11月のFOMC、どちらかが米ドル安のイベントとなれば、ドル円(USD/JPY)の下値トライを想定しておきたい。

しかし、大きく雇用が減少した要因が航空機大手ボーイングのストライキや大型ハリケーン「ミルトン」の被害などにあるとの見方から米長期金利、米ドル、そして米国株など各市場ではヒステリックな反応は見られなかった。

11月のFOMCでは0.25%の利下げが確実視されている。ゆえに焦点は、米連邦準備制度理事会(FRB)が12月以降、利下げペースを加速させるかどうか?にある。この点について外為市場の参加者は、パウエルFRB議長の会見からそのヒントを得ようとするだろう。

ドル円の下落局面で最初に注目したいのが、150.80手前まで上昇している21日線の維持である(一番下の日足チャート、オレンジのラインを参照)。この移動平均線をトライするサインとして、下の1時間足チャートにプロットしたフィボナッチ・リトレースメントの各水準での攻防に注目したい。

アメリカ議会の「ねじれ」と上で「ハト派」のFOMC(パウエルFRBの会見)が重なれば、不意打ちの米ドル安が進行する展開を警戒したい。

アメリカ大統領選挙でトランプ候補が勝利する場合、外為市場は米ドル高で反応する展開が予想される。だが、一時的にこの予想を覆すシナリオが一つある。

3つ目の理由は、アメリカ経済の強さである。労働市場は減速の傾向にあるが、アメリカ自体経済は日本、ユーロ圏そして中国と比べて相対的に底堅さを維持している。アメリカ大統領選挙の後に発表される経済指標で引き続きソフトランディング期待を高める内容が続けば、年末に向けて米ドルの下支え要因となろう。

東京市場のドル/円は、一時154円を割り込む展開。米大統領選でトランプ氏が勝利したことによるドル買いで序盤に154.71円前後と7月30日以来の高値を付けました。ただ、その後は高値警戒感がくすぶる中で持ち高調整のドル売りが入ったと見られ、欧州市場には153.65円前後まで弱含みました。今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)では25bp(0.25%ポイント)の利下げが確実視されています。そのため、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見が焦点になるでしょう。今後の利下げペースに関する議長の発言に注目が集まりそうです。また、トランプ次期米大統領は「金利や金融政策について大統領が何らかの発言権を持つべきだ」と述べています。こうしたことから記者会見では選挙結果が今後の金融政策にどのような影響が及ぶかなどの質問が出ると見られ、パウエル議長の回答が注目されます。FOMCを受けてドル/円が心理的節目の155.00円を上抜けるかどうかも見どころとなりそうです。ドル/円をテクニカル分析で見ると、10月高値153.80円台を突破したことで上値模索の展開となっています。目先は心理的節目の155.00円が上値メドとして意識されています。仮に伸び悩んだとしても10日線(153.00円付近)を下値支持に上昇基調が続きやすいと見れます。

利下げはその国の通貨の減価要因である。ゆえに、パウエル会見後に不意打ちの米ドル安が発生する展開を警戒しておきたい。

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2つめの理由は、FRBと同じく他の主要中銀も緩和サイクルへ転じていることである。今週7日の金融政策委員会(MPC)では、英中銀の利下げが織り込まれている。ベイリー総裁はインフレ次第で連続利下げについて言及する可能性がある。ゆえにパウエルFRBが利下げ姿勢を維持しても、それが米ドル安一辺倒の要因とはならないだろう。

MACDとRSIがともにゴールデンクロスへ転じてる場合、特に上で述べた各サポートラインをドル円がトライする局面でゴールデンクロスが確認される場合は、相場の反発と短期の買いを考えたい。

しかし、米議会の「ねじれ」や11月のFOMCが米ドル安の要因となっても、それは一時的な動きで終わる可能性が高いと筆者は考えている。

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