ドル円トランプトレード加速で155円?減税・規制緩和でリスクオン|FOMC利下げ見通し、意外なペソ高  11月7日(木)YEN蔵 FX/為替 #外為ドキッ

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ドル円トランプトレード加速で155円?減税・規制緩和でリスクオン|FOMC利下げ見通し、意外なペソ高  11月7日(木)YEN蔵 FX/為替 #外為ドキッ
 

FOMC利下げ見通し、意外なペソ高【外為マーケットビュー】

動画配信期:公開日から2週間

外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。

市場予想動画の要約・まとめ 

【選挙結果】

大統領選:
トランプ氏が291名の選挙人を獲得し勝利(ハリス氏は226名獲得)
ハリス氏が敗北を認める

 

【トランプ氏の政策と市場への影響】

主な政策:

トランプ減税の延長
法人税率を25%から15%へ引き下げ
所得税・雇用税の免除
全輸入品に一律10%関税、特定品目は60%に引き上げ

市場の反応 為替市場:

ドル円:154円台まで上昇
ユーロドル:下落
豪ドル:一時下落後、反発
メキシコペソ:一時下落後、反発

 

【今後の注目点】

FRBの金融政策
本日の利下げへの市場反応
インフレ加速懸念下での金融政策の方向性

 

結論:

米大統領選挙でトランプ氏が291選挙人を獲得して勝利し、議会でも共和党が上院で過半数を確保、下院でも優勢となったことで、レッドスイープによる政策実行力の強化が見込まれています。トランプ氏が掲げる減税政策(法人税率15%への引き下げ)や規制緩和への期待から、米国株式市場は大幅上昇し、ドル円は154円台まで上昇しました。
一方で、全輸入品への一律10%関税政策などが中国経済に与える影響を懸念し、中国関連通貨(人民元、豪ドル)は下落しました。今後は本日のFRB利下げ(2.5%)への市場反応や、インフレ懸念による長期金利上昇が株価に与える影響、さらにドル円の155-156円レベルでの為替介入警戒感など、複数のリスク要因に注意が必要です。

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YEN蔵
株式会社ADVANCE代表取締役 米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行で、20年以上にわたり、為替ディーラーとして活躍。現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。ドル、ユーロなどメジャー通貨のみならず、アジア通貨をはじめとするエマージング通貨でのディーリングについても造詣が深い。また、海外のトレーダー、ファンド関係者との親交も深い。ブログ「YEN蔵のFX投資術」、メルマガ「YEN蔵の市場便り」で個人投資家に対して為替に関する情報を発信しており、人気を博している。

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ロンドンICEの北海ブレントは一時2.5%上昇のバレル当たり74ドル余り。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物も同71ドルを超えた。

MUFGのシニア為替アナリスト、リー・ハードマン氏は「米大統領選が近づくにつれ、トランプ氏当選の確信は薄れつつある」と述べ、「トランプ氏勝利とレッドスウィープ(共和党が上下両院も握る圧勝)がドルにとって最も強気なシナリオだ。一方、ハリス氏が勝利し、上下両院もしくはいずれかを共和党が支配した場合、ドルは先月の力強い上げを直ちに失うことになるだろう」と指摘した。

「自警団が完全に主導権を握っている。パニックが始まり、われわれが予想していたような混乱が起こり始めている」とナットアライアンス・セキュリティーズのアンドルー・ブレナー氏は述べた。

4日の外国為替市場でドルが下落しており、一時8月後半以来の大幅安を付けた。米国債利回りは低下。米大統領選で共和党候補のトランプ前大統領が勝利するとの見方が後退していることが背景にある。

投資家がここ数週間、トランプ氏のホワイトハウス返り咲きを見込んだポジションを構築した結果、ドル指数は先週、4カ月ぶり高水準を記録。米30年債利回りは7月以来の水準に跳ね上がった。同氏が掲げる減税や関税賦課が財政赤字拡大、インフレ加速につながって、債券相場を圧迫するとの懸念があった。

ブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時0.7%低下。米国債利回りは10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて4.28%となった。最新の世論調査では、トレーダーたちは民主党候補のハリス副大統領の勝利の見通しを過小評価していることが示唆された。トランプ氏が掲げる関税引き上げが大きな脅威となるメキシコ・ペソは、対ドルで一時1%余り上昇し、新興市場通貨の上げをけん引している。同氏が暗号資産(仮想通貨)への支持を表明して値上がりしていたビットコインは下落した。

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