【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-4万円を意識して伸び悩む
日経平均株価は反発。高寄りスタートから4万円を前に伸び悩む展開となり、連日で陰線を形成して終えた。
RSI(9日)は前日の64.2%→68.7%(11/8)へ上昇。株価水準に大きな変化はなく、前日までの見方から大きな変化はない。
依然として10月からのもみ合いの範ちゅうであり、10/16の下げで開けたマド埋め(39910円)を通過点に4万円突破へ勢いづくかが焦点となる。前日同様、上方に一段高となる前の小休止であってほしいところだ。
上値メドは、10/15高値(40257円)や心理的節目の40500円、7/17安値(41054円)などがある。下値メドは、心理的節目の39000円、200日移動平均線(38457円 11/8)、75日移動平均線(37901円 同)、10/2安値(37651円)、9/12高値(36902円)などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-4万円を意識して伸び悩む
日経平均の上昇ピッチが少し速すぎて テクニカルに過熱感があります
日経平均株価が史上最高値を更新し、4万円台にも到達した。今年に入り日経平均は7000円近く上昇しており、過熱感を指摘する声も出ているが、はたしてここからどう動くのか。個人投資家・投資系YouTuberの森口亮さんによる、シリーズ「まるわかり市況分析」。森口さんがテクニカル分析から算出した日経平均の次なる目標株価や今後の動向について分析する。
テクニカル分析における目標株価の計算方法として、「N字計算法」と呼ばれる手法があります。この方法は、ある期間の上昇幅をもとに、その後の安値から同等の上昇幅が予測されるという考え方です。
日経平均の上昇ピッチが少し速すぎて、テクニカルに過熱感があります。
実際に、私はこのN字計算法を用いて、日経平均株価のテクニカル分析における目標価格を出していました。
* * * 日経平均株価が2月22日には終値で3万9098円を記録し、史上最高値を更新したばかりですが、3月4日にはさらなる高みである4万円を超えました。この力強い上昇トレンドに、驚きを隠せない方も少なくないでしょう。今回はこの時点での日経平均株価をもとに、テクニカル分析による目標株価の計算方法を解説したいと思います。
今の日経平均はテクニカル面で見ても過熱していますが、それでも、2013年5月のバーナンキ・ショック直前の過熱度に比べると、まだ序の口です。
それにしても上昇ピッチが速すぎて、過熱感が高まっていることには、注意が必要です。今日は、短期的な過熱感に焦点をあてて、テクニカル分析の観点から、日経平均を分析します。
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