テスラ時価総額1兆ドル台 2年ぶり

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テスラ時価総額1兆ドル台 2年ぶり
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 テスラ時価総額1兆ドル台 2年ぶり

テスラ時価総額1兆ドル台 2年ぶり

トヨタは4年連続で世界販売台数が首位。昨年の販売台数は1120万台に上り、テスラが売った181万台の6倍をも超えた。

2年半ほど前、テスラの時価総額はトヨタ自動車を1兆ドル(約155兆円)近く上回っていた。

だがハーツの購入台数は結局、当初の計画よりも少ない台数にとどまった。さらにハーツは、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が製品価格を引き下げたことで予想外の損失を被った。

中国のBYDは昨年10~12月、販売台数で初めてテスラを上回った。

地球温暖化対策としてEVは注目されており、テスラの株価はこの1年で2倍超に上がった。

これまでの成長と将来性の期待から、株価がみるみる上昇して、時価総額(2021年12月末)は、1兆ドルを超えました。1兆ドルを超えるのは、アップル、マイクロソフト、サウジアラムコ、アルファベット、アマゾンとテスラの世界で6社だけです。テスラを除く、日米欧の自動車メーカー上位7社の時価総額を合計しても、テスラに敵いません。

現在でも自動車メーカーの時価総額はテスラが首位、トヨタが2位で、順位に変化はない。だが最近、両社の差は急速に縮小している。

モルガン・スタンレーのアナリストは、テスラの目標株価を33%引き上げ、1200ドルとした。今後も販売台数を伸ばし、30年には800万台を超えると予想している。

テスラは自動車メーカーとして初めて、米アップル、米アマゾン・ドット・コム、米マイクロソフト、米アルファベットなど1兆ドル企業の仲間入りを果たした。

ハーツは、自社のネットワーク全体に数千台の充電器を設置。モデル3の利用者は、米国と欧州にある3000カ所のテスラの急速充電拠点を利用できる。

テスラの時価総額は2021年11月初めのピーク時に、トヨタを9390億ドル上回っていた。レンタカー会社ハーツ・グローバル・ホールディングスから大量の注文が入った直後のことで、この注文でテスラの時価総額は初めて1兆ドルを突破した。

テスラは19年の引き渡し台数が約36万7500台で、ガソリン車を中心に同年に世界で1074万台を販売したトヨタには大きく見劣りする。それでも株価を伸ばすのは、世界で進む「EV革命」ともいえる流れに乗っているからだ。

テスラのセダンで最も安価なモデル3の車両価格は約4万4000ドルから。今回の注文が全てモデル3の場合、約44億ドル相当となる。

テスラの量販車種「モデル3」が欧州の月間新車販売台数でEVとして初めて首位になったとの報道も株価を押し上げた。

アプタス・キャピタル・アドバイザーズのポートフォリオマネジャー、デービッド・ワグナー氏は「市場が短期のファンダメンタルズよりも壮大な物語を評価することを、テスラは熟知している。だが最近は潮目が変わり、全体的な成長見通しが過去に考えられていたほどではない可能性が見え始めた」と指摘した。

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