ドル/円 今日の注文情報「ドル円一時低下も持ち直す、154円台に断続的な売り」 2024/11/12 17:00

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ドル/円 今日の注文情報「ドル円一時低下も持ち直す、154円台に断続的な売り」 2024/11/12 17:00

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指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。

ドル円一時低下も持ち直す、154円台に断続的な売り

本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は一時153円半ばへ低下。トランプ次期大統領が、国務長官に強硬派のルビオ上院議員を起用する計画があるとのニュースが影響した。ただ、その後は米長期金利が持ち直したことで、ドル/円は153.90円付近へ戻した。

現状レベルの上側の153.900円~154.300円には断続的に売りが並んでいるほか、135.850円にストップ買いが観測される。一方、下側の153.300円、153.350円、153.400円、153.500円、153.650円に買いが散見されるほか、153.300円にストップ売りが確認できる。

ドル/円注文情報 17:00現在

 

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保護主義的な姿勢が示されることで ドル売り圧力も

ドル円が155円台へ上昇する場合は、IG為替レポートで注目しているV計算値の水準155.28レベルの攻防に注目したい。この水準をも簡単に突破する場合は、155円のミドルそして156.00レベルのトライを意識したい。

米ドル/円は国内でもっとも取引されており、世界でも2番目に取引量のある通貨ペアです。その取引量の多さにより、ストップロス(損切り注文)もまとまったオーダーが入りやすいです。

ドル円のトレンドを左右する日米利回り格差のトレンドが転換しない限り、ドル円は上昇相場を意識する状況が続こう。突破的な円高が見られても、現在の状況では絶好の押し目買いの機会として捉えられるだろう。

日足のモメンタムは、ドル円の強気相場に勢いが増していることを示唆している(下のチャートを参照)。今日もドル円が上昇基調を維持する場合は、引き続き155.00レベルのトライおよびブレイクアウトが焦点となろう。昨日の高値154.78レベルの突破は、155.00レベルをトライするシグナルと想定しておきたい。

上昇局面でのチャートポイント 昨日のNY時間にドル円(USD/JPY)は、154.00レベルをトライする円の買戻しが見られた。すぐに反発した経緯を考えるならば、円買い介入の可能性を意識した投機的な動きと考えることができる。155.00レベルをトライする過程では、円買い介入に絡んだ突発的な円高を警戒したい。

米ドル/円の圧倒的な取引量に比べると、豪ドル/円、NZドル/円などは取引量が大きく少なくなるため、ある程度まとまったオーダーが入ってこないと動きにくい傾向もあります。

こちらは2021年1月22日時点、米ドル/円の1時間足チャートです。

今日のドル円FXのレンジ予想・終値予想ほか、FXトレーダーの皆様の役に立つドル円関連情報をお送りします。

注文量の多い米ドル/円やユーロ/米ドルは、まとまった損切り注文が入りやすいため、節目となるレートからストップロスを巻き込んだ動きを見せやすい傾向があります。

世界の政治経済の中心であり、世界中の様々な材料がドル相場に関係してくる。ただ、基本的には米国の材料で動くことが多い。NY株式市場や同債券市場動向などにも要注目。 経済指標への注目度は、他の通貨を圧倒しており、月初の雇用統計発表は世界中の投資家が注目する一つのイベントとなっている。 中銀の独立性が確立されていることもあり、政府要人よりもFRB関係者の発言が重視される傾向が続いていたが、トランプ政権樹立後は、政治関連の発言が相場に与える影響力が強まっている。

ドル円が153円台の攻防となる場合は、153.60台の攻防が焦点となろう。直近高安のフィボナッチ・リトレースメント38.2%の水準が153.63レベルにあたる(下の1時間足チャートを参照)。

反落局面でのチャートポイント 一方、ドル円(USD/JPY)の反落局面では、154円の維持が焦点となろう。昨日はこの水準で相場がサポートされた。154円台で底固めのムードが高まれば、155円をトライする可能性が高まろう。

米ドル/円は取引量が多いため、こういった転換となる価格を見つけやすい特徴があります。

現在の地合いの強さを考えるならば可能性は低いが、ドル円が153.30前後をトライする可能性も意識しておきたい。このチャートポイントは、直近高安の半値戻し(153.27レベル)にあたり、かつサポート転換の可能性を意識する水準でもある。

世界の外国為替取引で圧倒的なシェアを誇る基軸通貨。2016年に国際決済銀行(BIS)が行った調査では全取引の87.6%がドル関連(ドル円、ユーロドル、豪ドルドルなど)となっている。2位ユーロの31.4%、3位日本円の21.6%を大きく引き離している(為替取引は一回の取引でドル円など2通貨が必要となるため、全体の合計は200%となる)。そのため、経済指標・要人発言などの注目度は他の国・地域よりも圧倒的に高い。 他の先進国に先駆けて景気回復に成功し、2015年12月から利上げ局面に入っている。順調な利上げでかつて高金利通貨といわれた豪ドルやNZドルよりも金利が高い状況となっている。 トランプ政権樹立後は、政治的な情勢も相場に影響が出ている。保護主義的な姿勢が示されることで、ドル売り圧力も。 かつては有事のドル買いといわれ、紛争など世界的にリスク警戒感が強まる場面では買いが出ていた。湾岸戦争以降、米国が紛争当事国となるケースが増え、その役割が弱まったが、ここにきて役割が回復してきており、有事に強い円を除いて、ドル高になるケースが見られる。

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