【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=上ひげともなう戻りの鈍さを示す足型形成
上影陰線引け。1.0653ドルまで戻す場面もあったが押し返され昨年11月以来、約1年ぶりの安値1.0556ドルまで下落した。上ひげをともなう戻りの鈍さを示す足型を形成。一目均衡表・転換線1.0747ドルは来週前半にも1.07ドル割れへ切り下がり、同週内にも1.06ドル前半へ低下する見込み。さえない推移継続の示唆と受け止めることができる。
レジスタンス1 1.0625(5日移動平均線)
前日終値 1.0564
サポート1 1.0496(2023/10/13安値)
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=上ひげともなう戻りの鈍さを示す足型形成
多くの日足テクニカル指標が集束する91円台でもみ合った
上影小陰線引け。多くの日足テクニカル指標が集束する91円台でもみ合った。昨日上値が抑えられた91.95円付近の動きからすれば92円台への定着は難しそう。強弱を判断する際の節目200日移動平均線92.25円の回復も困難で、さえない推移が続きそうだ。
ユーロ円が164円台の攻防へシフトする場合は、7月11日の高値と8月5日の安値の半値戻しの水準164.92レベルのトライが次の焦点に浮上しよう。ユーロ円が165円台へ上昇するかどうか?を見極める水準として、このテクニカルラインの攻防に注目したい。
162.00の下方ブレイクは、フィボナッチ・リトレースメント38.2%の水準161.62レベルをトライするサインと捉えたい(下の1時間足チャートを参照)。ユーロ円がこのテクニカルラインをも下方ブレイクする場合は、21日線そして161.00を視野に下落幅が拡大する可能性を意識したい。
時間足(本レポートでは1時間足を採用)でユーロ円のトレンドと短期的な相場の過熱感を確認しながら、これらテクニカル指標がゴールデンクロスへ転じてる場合、特に上で述べたサポート水準でゴールデンクロスが確認される場合は、ユーロ円の上昇と10日線の上方ブレイクを意識したい。
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