【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-反発も連日の安値引け

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【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-反発も連日の安値引け

日経平均株価は反発。買い優勢のスタートから前日高値(39084円)を上回る場面もあったが、後場にかけて失速した。前日安値(38535円)までは割り込まなかったが、連日の安値引けで週の取引を終えた。

 RSI(9日)は前日の42.6%→60.5%(11/15)に上昇。下向きの5日移動平均線(38961円 11/15)に上値を抑えられる動きが続いた。前日から大きな変化はなく、200日移動平均線(38515円 同)付近を支持に反発継続に期待したいところである。

 一方、一目均衡表の雲上限(38139円 同)まで下げる余地も生じている。そのケースでは、11/1安値(37946円)を前に再び反発に転じることができれば値崩れ感は生じないが、5日移動平均線や25日移動平均線(38922円 同)の下向きの角度が強くなることで調整が長引く要因となる。

 依然として10月からのもみ合いの範ちゅうであり、当面は10/16の下げで開けたマド埋め(39910円)を通過点に4万円突破へ勢いづくかが焦点となる。8月安値(31156円)を起点とした上昇局面では高値圏を保っており、一段高となる前の揺り戻しが続いていると判断したい。

 上値メドは、10日移動平均線(38970円 同)や心理的節目の39500円、10/15高値(40257円)、心理的節目の40500円などがある。下値メドは、心理的節目の38000円や75日移動平均線(37913円 同)、10/2安値(37651円)、9/12高値(36902円)、9/17安値(35828円)などがある。

(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-反発も連日の安値引け

テクニカル面 14日(木)の日経平均は3日続落

26日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発した。前週末の米欧株高を手掛かりに朝方は幅広い銘柄が買われたが、高値警戒感から伸び悩んだ。利益確定売りと押し目買いが交錯している。チャートなどテクニカル分析の観点ではどんな相場シナリオが描けるのか、市場関係者に聞いた。

テクニカル面、14日(木)の日経平均は3日続落。買い優勢のスタートとなったものの、5日移動平均線39,133円=14日が上値抵抗となり失速。前日安値38,600円を下回り、安値引けの陰線を形成しました。RSI(買われ過ぎ、売られ過ぎに着目したテクニカル分析)(9日)は前日の42.5%→42.6%(11/14)へ横ばい。本日15日は上昇しやすいタイミングとなります。下向きの5日移動平均線に上値を抑えられる動きは普通の動きではあり、200日移動平均線38,515円=14日付近まで下げたことで、今日の反発に期待したい処。ただ、25日移動平均線38,948円=14日がやや下向きに変わり始めており、上値を抑える要因になります。

さらに、先週末にQE3規模縮小懸念からNYダウが大きく下げていますので、NYダウの一段安と円安が進めば下げを促進することになります。本日は業種にかかわりなく追証が発生しているといわれていますので、セーリングクライマックス的な再度の急落、大商いで反発というテクニカル的な動きも考えられます。しかし、大きく下げているのは主力株の大型株中心であり、小型株の指数は比較的に下落が小さいようです。

テクニカル分析には、様々な手法がありますが、一目均衡表は日柄が視覚的に判る稀有なテクニカル分析です。一目均衡表の先行スパン1と先行スパン2 で挟まれた空間を「雲」と呼びます。株価が雲の上にあれば上昇相場、逆に雲の下にあると上値が重く、下落相場と判断できます。 現在の日経平均株価を一目均衡表でテクニカル分析すると、7月28日から30日にかけて先行スパン1が20,206円から20,475円まで急上昇しますので、ここから急上昇しなければこのまま横ばいで推移しても雲に突入することになります。目先の相場展開としては、29日・30日で急上昇して、雲の上を推移すれば上昇相場。急上昇しなくて雲に突入すれば、基本的には先行スパン1で上値を抑えられた展開になります。 その後、8月13日に先行スパン1が急低下するまでに、雲の下限である先行スパン2の20,105円を下回れば、2万円割れの下落相場に突入。逆に下回らなければ、13日から先行スパン1が急低下するので、また雲の上に出てきます。上値が軽くなり、お盆明け以降に上昇相場が期待出来ます。このように、日柄を確認しながら、株価のトレンドが判断できるのが、一目均衡表の大きな利点です。

それでは第2回の締めくくりに、トレンドラインを引いてみましょう! 大和証券のオンライントレードの「多機能チャート」には、テクニカル分析に必要な機能が揃っています。 そして、トレンドラインを引く際の嬉しい機能として、線の色や太さ、種類をカスタマイズでき、印刷もできます! トレンドがどう変化したか手元に残しておけるのは嬉しいですね!

154円回復をうかがう様相で、下押しがあっても転換線が支えとなりそう。押し目が深くなっても8・11日安値や152.09円前後で上昇中の21日移動平均線、151.74円前後に位置する200日線や同線付近までの切り上がりが予想される一目・基準線151.03円とサポートになりそうな日足テクニカル指標が順次控えている。

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