ラーメンのジャンル 何種類ある
日本に数あるご当地ラーメンの中でも、特に有名なものの1つが、札幌ラーメンです。中華鍋で野菜や肉などを炒めて出汁やタレを注ぎ、高温であおって仕上げます。味に関しては、醤油・塩・味噌とそれぞれ用意されているのが一般的ですが、もっとも知られているのは味噌ラーメンでしょう。
日本では、もっとも一般的なラーメンが醤油ラーメンです。今から100年ほど前、東京の浅草にあった日本初のラーメン店でも、醤油ラーメンを提供していたそうです。
喜多方ラーメン以外にもう1つ、福島県にある有名ご当地ラーメンが、白河ラーメンです。現在でも大人気の「とら食堂」という店が白河ラーメンの発祥とされ、そこで修行した人たちが独立する形で、白河ラーメンが広まっていったと言われています。
豚骨ラーメンの場合、店や地域によっては特有の臭いが気になることもあるものの、鶏白湯ラーメンの場合、そういったものはあまり見かけません。豚骨ラーメンと比べると、好き嫌いの分かれる可能性は低く、食べやすいラーメンだと言えるでしょう。
『TRY』では、「しょう油」、「しお」、「みそ」、「とんこつ」、「MIX」、「にぼし」、「鶏白湯」、「つけ麺清湯」、「つけ麺濃厚」、「汁なし」の10部門を設け、部門別に審査員が高く評価したラーメンを掲載しています。実はこの分け方、冒頭でお話しした懸念事項は解消されていません。「しょう油」、「しお」、「みそ」と「とんこつ」や「つけ麺」を同列に並べています。ただ、出汁に着目したジャンルを大幅に増やしています。
油そばとは、簡単に言ってしまえばスープのないラーメンで、「汁なし」「まぜそば」などとも呼ばれます。
東京ラーメンは、豚や鶏から取った澄んだスープに煮干しなどの和風出汁をブレンド。それに醤油ダレを合わせ、スープとの絡みがよい縮れ麺を投入します。トッピングは、ネギ、チャーシュー、メンマ、海苔と、これまたラーメンでは定番のものがほとんどです。
この項では、ラーメンの味の分類について説明していきます。これらのジャンルに当てはまらないようなラーメンもあるため、あくまでも一般論と思って読んでみてください。
第三次ブームをきっかけに乱立し、今まさに『ラーメン戦国時代』を戦い抜く武将たちです。
近年のラーメンブームで乱立したわけではなく、第二次ラーメンブームで、全国に登場した、いわゆる【ご当地ラーメン】です。
トッピングには、キクラゲや白ゴマ・紅ショウガなど、他のご当地ラーメンではあまり見られないものが入ります(卓上に置いてあり、無料で入れられることが多い)。
ネットでは『意識高い系(笑)』と揶揄されることも多いのですが、ラーメン業界に新たな客層を捕まえるという意味では無視できない系統です。
一概には言えませんが、近代ラーメンの多くは、いわゆる『B級グルメ』的なジャンキーな食べ物です。
醤油ラーメンや味噌ラーメンと比べて素材の特徴が出やすく、ごまかしが利かないラーメンとも言えるでしょう。また、最近では塩ダレや出汁にたっぷりの旨味を持たせた、しっかりした味わいの塩ラーメンも多く見かけるようになりました。
ただし、ラーメンの種類によっては海苔の風味がスープの邪魔になることもあるため、海苔が入らないラーメンも珍しくありません。
コメント