JR京浜東北線の品川~蒲田間が 夕方まで運休します
広町改札(仮称)の前には広場が整備され、利便性を高める。またりんかい線からのアクセス通路やJR線のホームも改良し、利便性の向上と混雑の緩和を目指す。
JR京浜東北線の品川~蒲田間が、夕方まで運休します。
大井町駅東口駅舎は、人工地盤の増設によるコンコース拡張と既存施設の改良により、計画地に直結する広町改札(仮称)や北口(仮称)を新設。広町改札前には広場を整備することで、待合せなどに利用できる滞留空間を拡張する。りんかい線からのアクセス通路や、JR線ホームについても改良し、利便性の向上と混雑の緩和を図る。
運休の理由は、大井町駅(東京都品川区)でホーム改良工事を行うためです。JR東日本と品川区は「大井町駅周辺広町地区開発」(仮称)を進めています。今回のホーム改良工事は、この開発事業の一環です。
JR東日本首都圏本部は、大井町駅周辺の開発事業の一環として、京浜東北線ホーム拡幅のための線路切替工事を実施。工事にともない、京浜東北線で一部列車を運休。運休日時は、2024年11月17日(日)初電~16:30頃。運休区間は、蒲田~品川間。京浜急行電鉄泉岳寺~横浜間、東急電鉄東横線、大井町線大井町~自由が丘間、目黒線、池上線、東急多摩川線、東京臨海高速鉄道りんかい線、都営地下鉄浅草線西馬込~新橋間にて、振替輸送を実施。工事が実施できない場合は、12月15日(日)に延期。延期時も11月17日の運休は実施。
中央口周辺は、西側にホテルや百貨店などからなる複合施設「阪急大井町ガーデン」、東側には品川区立総合区民会館「きゅりあん」やヤマダデンキなどの入る再開発ビルがそびえる。もう一方の東口駅舎はJRの線路をまたぐ都道420号に面しており、道路の両側に飲食店などが軒を連ねる商店街が続く。
首都圏のJR線では珍しくなくなった、駅や線路の工事による電車の一時運休。2018年から2023年まで5回にわたった渋谷駅の線路切り換えや、2020年3月開業の高輪ゲートウェイ駅に関連する工事など、近年はほぼ毎年、都心部で電車を止めての工事が行われている。
JR東日本グループでは、「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」を中心に、浜松町駅から大井町駅に至る「東京南エリア」のまちづくりを進めており、「大井町駅周辺広町地区開発(仮称)」も重要な柱の一つと位置づけ。品川区とともに大井町エリア全体の新たな賑わい創出を目指す。
JR東日本が広町エリアの再開発とともに進めるのが、JR大井町駅東口の駅舎の改良工事だ。東口駅舎に人工地盤を増設することで、コンコースを拡張。さらに既存施設を改良し、広町エリアの開発街区に直結する「広町改札(仮称)」「北口(仮称)」を新設する。
その間、京浜東北線は、大宮~品川間と蒲田~大船間で折り返し運転をするとともに、快速運転を中止します。並走する東海道線(上野東京ライン)など、ほかのJR線は通常通りの運転です。
コメント