欧米市場オープニングコメント
「ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も日銀追加利上げに根強い期待」
18日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米金融政策の緩和方針は弱まるとの思惑から、ドル高は継続。ただ、日本銀行はは金融正常化方針を堅持しており、12月利上げを見込んだ円買いが主要通貨の重石となりそうだ。
前週末の取引でインフレ再加速やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のハト派姿勢の後退で、ドル買いが先行。ただ、その後は米10年債利回りの低下でドル売りに転じ、ユーロ・ドルは1.05ドル台前半でやや持ち直し、ドル・円は155円台後半から約2円下落した。週明けアジア市場は植田日銀総裁の発言が材料視され、一部は円売り。ただ、日銀は年内利上げ期待は根強く、ドル・円は円買いに下押しされた。この後の海外市場はドル買い継続を見極める展開。前週の堅調なインフレ指標で利下げ継続の思惑は後退し、金利高・ドル高に振れやすい。12月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)は追加利下げよりも政策金利据え置きの予想が増え始め、ドル買い要因に。一方で、足元のドル高の反動で利益確定売りも見込まれる。ドル・円は日本の為替介入への思惑や日銀による12月利上げの見方は継続し、引き続き過度なドル高を抑える。
通貨別分析
■株式会社フィスコ(以下「フィスコ」という)は株価情報および指数情報の利用について東京証券取引所・大阪取引所・日本経済新聞社の承諾のもと提供しています。
■”JASDAQ INDEX” の指数値及び商標は、株式会社東京証券取引所の知的財産であり一切の権利は同社に帰属します。
■掲載される情報はフィスコが信頼できると判断した情報源をもとにフィスコが作成・表示したものですが、その内容および情報の正確性、完全性、適時性について、フィスコは保証を行っておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
■本資料に記載された内容は、資料作成時点において作成されたものであり、予告無く変更する場合があります。
■本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権はフィスコに帰属し、事前にフィスコへの書面による承諾を得ることなく本資料およびその複製物に修正・加工することは堅く禁じられています。また、本資料およびその複製物を送信、複製および配布・譲渡することは堅く禁じられています。
■フィスコが提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
■本資料に掲載される株式、投資信託、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。
■本資料は、本資料により投資された資金がその価値を維持または増大することを保証するものではなく、本資料に基づいて投資を行った結果、お客さまに何らかの損害が発生した場合でも、フィスコは、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
■フィスコおよび関連会社とその取締役、役員、従業員は、本資料に掲載されている金融商品について保有している場合があります。
■投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客さまご自身の判断でなさるようにお願いします。
以上の点をご了承の上、ご利用ください。
株式会社フィスコ
米10年債利回りは低下せず ややドル...
*16:10JST 東京為替:ドル・円は底堅い、米金利に連動 18日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、154円半ばを中心にもみ合う展開。 米10年債利回りは低下せず、ややドル...
*14:44JST 東京為替:ドル・円は小動き、米金利は底堅い 18日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、154円50銭台でのもみ合いが続く。 米10年債利回りは底堅く推移し、...
*17:07JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、155円台から失速 18日の東京市場でドル・円は伸び悩み。 日銀総裁の発言がタカ派的との期待感から円買いが先行し、153円85銭ま...
*15:13JST 東京為替:ドル・円はやや失速、日本株安を嫌気 18日午後の東京市場でドル・円はやや失速し、154円40銭台に値を下げた。 日経平均株価は前日比400円超安に下げ...
コメント