ドル円は下落リスクを警戒?相場は調整局面。【外為マーケットビュー】
配信期間:公開日から2週間
※原則隔週の配信となります。次回配信は12月3日 (予定)
外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。
動画の要約
【為替市場分析と投資判断】
現在のドル円相場は、以下の重要な局面を迎えています:
短期的な見通し
152.50円を終値で下回った場合、下値リスクが高まる
中期的な見通し
9週間の上昇相場が一旦の終了時期に差し掛かっている
週足のサポートライン152.50-60円が重要な分岐点
147円台までの下落リスク要因を内包
【結論】
現在の相場は調整局面に入りつつあり、152.50円を週足の終値で割り込んだ場合、円高方向への展開リスクが高まります。ただし、149円台の強いサポートが健在なため、それまでは調整の範囲内と判断されます。一方、156円台を回復した場合は、さらなる円安進行の可能性も出てきます。
当面は、日銀の金融政策の不透明感とFRBの利上げ慎重姿勢が続く中、152.50-60円のサポートラインの攻防が重要なポイントとなります。リスク管理の観点からは、下値への警戒が必要な局面に入ったと判断されます。
目次
00:00 相場の振り返り
01:15 ドル円分析
06:20 ユーロ円分析
10:18 ユーロドル分析
11:44 豪ドル円分析
【日経平均予想】下落リスクに注意! 11月19日(火)川合美智子 CFD #外為ドキッ
目次
00:00 日経225分析
04:17 金円分析
08:19 【PR】「外為どっとカレー」プレゼントキャンペーン
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川合美智子氏
外国為替ストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より、テクニカル分析の第一人者、若林栄四氏の下でテクニカル分析を研究、習得する。同行退職後、1998年まで在日米銀などでカスタマー・ディーラーや外国為替ストラテジスト、資金為替部長を歴任。現在は外国為替ストラテジストとして、テクニカル分析に基づく為替相場レポートを発信中。各種メディアへの出演も多数。
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ドル円分析 下落リスクを警戒相場は調整局面 ユーロ円
1ヶ月と3ヶ月のそれらのトレンドを確認するとユーロ・プットに傾いている。この動きに連動するように、ユーロ円のラインも下落へ転じるムードにある(グレーゾーンを参照)。
●円の対豪ドルレートは、小幅に下落しました。米国と豪州の長期金利差が縮小したことから、豪ドルの対米ドルレートが大きく上昇しました。
7月ごろにかけて盛り上がったトランプ・トレードは、政策面で恩恵を受ける株式の買いに加え、財政悪化を懸念した米債券売りとドル買いを招くというものだった。
ユーロ円の底堅さの根底にあるのは、日欧中銀の金融政策スタンスの差にあると考えらえる。
8月の主要国の株式市場は、米景気悪化懸念などから月初に大きく調整したもののその後持ち直し、高安まちまちとなりました。米国株式市場は、月初の急落後、経済指標の改善や米連邦準備制度理事会(FRB)の9月利下げ観測の高まりを受けて買いが優勢となり、NYダウが最高値を更新するなど月間では上昇しました。欧州の株式市場も米国株の持ち直しを受けて買い戻しが入り、ドイツDAX指数が最高値を更新するなどしっかりとした動きとなりました。一方、日本の株式市場は、月初に歴史的な下落幅を記録した後、急速に持ち直しましたが、円高が重石となり小幅安で終了しました。中国株式市場は、中国景気の先行きへの懸念から上海総合指数が続落した一方、香港ハンセン指数は米国株に連れて反発しました。
目立ったドル買い材料はなかったが、米景気の強さと米金利の高止まりを意識したドル買いが出やすい状況が続いている。
しかし現在は、157.00レベルがレジスタンスとして意識される状況にある。そしてストキャスティクスやRSIで短期的な過熱感(買いの過熱感)が意識される状況にあることも考えるならば、ユーロ円の反落局面では10日MAがサポートラインとなるかどうか?この点を確認したい。
トランプ氏は関税の引き上げで主張をエスカレートさせている。米ゴールドマン・サックスは22日付のリポートで「関税引き上げはインフレ要因」と指摘。高金利環境のさらなる長期化につながり、日米金利差がドル高・円安を後押しする展開が意識されている。
19日午前の東京市場でドル円は軟調推移。
ユーロ円が10日MAを完全に下方ブレイクする場合は、6月20日に相場をサポートした154.00レベルまで反落する展開を警戒しておきたい(上の日足チャートを参照)。
だが、国内サイドからの円安けん制や円買い介入が意識される状況にあるなかでも、昨日の円買いは限定的だった(ユーロ円の下落幅は限定的だった)。この状況は、今のユーロ円(EURJPY)の地合いの強さを示唆している。
原油価格は、米景気の減速観測や中国景気の弱さから原油需要が減少するとの見方が強まったことなどから下落しました。
【ニューヨーク=野一色遥花】22日のニューヨーク外国為替市場で対ドルの円相場が下落し、一時1ドル=151円20銭と7月31日以来およそ3カ月ぶりの円安水準を付けた。米景気が底堅く、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが緩やかになるとの見方が根強い。米大統領選で共和党のトランプ前大統領の勝利が米金利上昇とドル高を促すという「トランプ・トレード」の再開を見込む声もある。
●円の対ユーロレートは、ECBによる追加利下げと日銀の追加利上げが意識され、緩やかに上昇するとみています。
●円の対ユーロレートは、小幅に上昇しました。米国とドイツの長期金利差が縮小したことから、ユーロの対米ドルレートが大きく上昇しました。
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