[米ドル円]米長期金利に連動

(米ドル円日足)

週明け東京市場でドル円は先週末のドル買いの流れを継いで154円74銭まで買われて始まった。しかしこの日予定された植田総裁の発言を前に153円85銭まで下落。植田総裁が利上げに前向きな姿勢を示すとの見方がドル売りを促した。しかし、植田総裁はこれまでの内容を踏襲。新たな内容が示されなかったことから失望の買いが入り155円14銭まで上昇。その後株価が下落したことで上値の重い展開となったがNY市場にかけて米長期金利が上昇すると再び155円35銭まで上昇。しかしNY市場で米長期金利が低下するとドル全面安。ドル円も154円ミドル付近まで押し戻されて引けている。
ドル円は結局米長期金利と連動。ただ、トランプ新政権によるインフレ高とパウエル議長のタカ派姿勢によるドル買いに対し日銀の鈍足な利上げでドル円の底堅い動きは続く。

ドル円予想レンジ：155円10銭～153円90銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー