指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。
日銀の12月利上げ期待で一時153円台、個人投資家は成行注文主体
本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は下押し後に戻した。本邦の10月全国消費者物価指数(生鮮食料品除く総合)が前年比で予想以上だったため、12月の日銀利上げが意識されて、ドル/円は153.964円まで下げた。ただ、その後、本邦の長期金利が低下したことから、底堅い株価動向を受けて円が売り直され、ドル/円は154.956円まで反発した。
現状のレベルの上側の155.000円、155.200円に売りが観測される。一方で、下側の154.600円にストップ売りが確認できる。往来相場となっており、個人投資家もオーダー設定せずに成行注文で取引している模様。
※注文情報「米ドル/円」 1メモリ=1,000,000通貨
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昨日のドル/円は前日から約0.5%上昇
米ドル/円は取引量が多いため、こういった転換となる価格を見つけやすい特徴があります。
昨日のドル/円は前日から約0.5%上昇。米10年債利回りの上昇を背景に全般的にドル買いが強まると、一時155.88円前後まで上昇した。その後、ウクライナが英国製巡航ミサイルでロシアを攻撃したことが伝わると、地政学リスクへの懸念から155.06円前後へと上げ幅を縮小する場面も見られたが、対ユーロなどのストレートドルでドル買いが進んだ影響から下げ渋った。本日は植田日銀総裁の講演が予定されている。植田総裁は18日の講演で、追加利上げのタイミングについて「先行き経済・物価・金融情勢次第」との見解を示していた。そのため植田総裁の見解に大きな変化はないとみているが、念のため注意しておきたい。ドル/円は20日移動平均線を下値支持に底堅い動きを続けている。目先の上値目途は昨日上値を抑えた156.00円前後や、15日高値の156.75円前後となりそうだ。ただ、ウクライナがロシア領内への攻撃姿勢を強めており、さらに来週には米感謝祭休暇が控えている。そのため、積極的に上値を試す動きにはなりにくく、徐々に様子見姿勢を強めていきそうだ。
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