前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
22日、NY時間序盤は、ウクライナ情勢の緊迫化、欧州圏のPMIの悪化を受けたユーロ売りが一巡して相対的にドルが下落しドル円は154.189円まで押された。売り一巡後は、米株が底堅い動きを見せたほか、米11月サービス業PMI速報値が市場予想を上回ったことに反応して円売り・ドル買いが進行し、ドル円は155.026円まで上昇した。
本日アジア時間、スコット・ベッセント氏が米国の次期財務長官に指名され、同氏が関税引き上げ政策は高インフレをもたらすとして消極的な姿勢を示していたことから、財政悪化による米金利上昇懸念が後退しドル売りとなり、ギャップダウンしてオープン。その後はゴトー日の実需フローでドル円は仲値に向けて154.233円まで上昇するも、米長期金利の低下を受けてドル円は153.548円まで下落した。
売り一巡後は、日経平均が堅調に推移しているほか、次期米財務長官に指名されたベッセント氏が一部経済誌とのインタビューで「自身の政策上の優先事項はトランプ次期大統領のさまざまな減税公約を実行することだとの見解を示した」との報道で、円売りドル買いが進行し、ドル円は154.30円レベルまで上昇している。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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