【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-75日線を下値で意識して長いヒゲを形成
日経平均株価は反落。寄り付きから下値模索となり、一時は38000円付近まで下げる場面があった。一方、75日移動平均線(38077円 11/26)付近を意識して押し目買いや買い戻しが入ったことで、終値は安値から大きく戻す格好となった。
RSI(9日)は前日の38.9%→44.1%(11/26)に上昇。再び一目均衡表では雲中に入り込む動きとなったが、前日開けたマドを埋め戻した上に下げ渋ったことで、75日移動平均線上で値固めが進んだかたちとなった。きょうのように目先は下向きで推移している10日移動平均線(38442円 同)が上値を抑える可能性はあるが、8月安値(31156円)を起点とした上昇局面では高値圏を保っており、一段高となる前のもみ合いが続いていると判断したい。
上値メドは、心理的節目の39000円や39500円、11/7高値(39884円)、10/15高値(40257円)などがある。下値メドは、75日移動平均線、10/2安値(37651円)、9/12高値(36902円)、9/17安値(35828円)などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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