万博誘客 中国依存の高まりに危惧
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万博誘客 中国依存の高まりに危惧
2025年大阪・関西万博の前売り入場券の販売が伸び悩む中、万博を成功させるためには日本人客だけでなく外国人客を取り込むことが喫緊の課題となっている。このため中国・北京を訪問中の関西財界は27日、現地で大規模な万博のPRイベントを開催した。外国人客は期間中に約350万人を想定し、関西財界は中国を重視する。ただ米中対立などの懸念もあり、中国依存が高まりすぎることへの危惧も指摘される。
一方で万博の前売り入場券は販売目標の1400万枚に対し、昨年11月末の販売開始から今月20日現在で約736万枚の販売にとどまる。万博協会は機運醸成計画で「日本に地理的に近い東アジアの国・地域は重要なターゲット層」と定義。具体的な国・地域として中国をはじめ韓国、台湾、香港、米国を挙げ、国ごとに戦略を策定し、プロモーション活動を展開している。
万博の目標来場者数は?
10月の統計を見ると、韓国や台湾、英国、香港といった国・地域の訪日観光客数は19年に比べて大きく増えており、特に韓国は約3.7倍となった一方、中国本土からの観光客は19年に比べて20%少なく、新型コロナ前の水準に戻っていない。それでも記事は日本のインバウンド観光業回復において「中国人観光客が特に注目されている」との見方を示し、「単に数字の成長だけでなく、感情が深まり、日中両国の文化の懸け橋に新たな基礎を築いた」と評した。
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