[ユーロ米ドル]ユーロ圏11月HICP

(ユーロ米ドル日足)

昨日発表されたドイツ11月CPIはほぼ予想通りとなり市場の反応は見られなかった。また、昨日はビルロワドガロー仏中銀総裁が「12月に利下げする理由は十分にある」「中立水準を下回る金利を排除することはない」などのハト派発言もあったが市場は既に利下げを織り込んでおり反応は限られた。
この日は米国が感謝祭ということで静かな一日となった。
今日発表されるユーロ圏11月HICPはコアともに前月から上昇が予想されており、予想以上の結果が示されるようなら利下げ期待が先行しているだけにユーロ買いが強まるとみている。ただ、欧州景気への懸念は依然として燻る中で上昇は一時的とみており、戻り売りスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ：1.0590～1.0490

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