[全般]リスクオンの円安

米国感謝祭で薄商いのなか、前日のドル安円高調整の動きが強まりドル円クロス円ともに上昇。
昨日の東京市場ではドル円クロス円ともに上昇。前日に売られ過ぎた反動が先行した格好だ。また、トランプ次期大統領とメキシコ大統領との電話会談では「友好的な会話」となり、メキシコへの関税賦課は回避されるのではといった憶測が広がった。
中国やその他の国への過度な関税も緩まるとの見方が市場に安心感を与えたようだ。
その後もドル円クロス円ともに堅調な地合いで推移するなどリスクオンによる円安が進んだ。ただ、NY市場が感謝祭で休場ということもあり値動きは限られた。
米国市場は本日再開するものの多くの参加者は長期休暇に入り市場の流動性は暫く低下したままということになりそうだ。
それだけにちょっとした材料に過度に反応しそうだ。
今日発表のユーロ圏11月HICPやカナダのGDPの結果次第ではチョッピーな動きが予想されるだけに後追いは注意したい。

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