『〆は何にする?』『やっぱりステーキだろ』
いかにも義元氏らしい。ちなみに、今年で5周年だが、はやくも2名が独立し、やっぱりステーキを経営している。今年は、さすがに無理というが、賞与も毎年、年3回支給してきた。この従業員への目線もまた、義元氏らしいといえば、らしいのではないか。
やっぱりステーキを運営するディーズプランニング(那覇市、義元大蔵代表)はオーストラリア4店舗目の「メルボルン・スワンストン店」を11月1日、フィリピン3店舗目の「ITパーク店」を同8日にオープンした。2023年7月のネパール以降、海外4カ国10店舗目となった。
「ランチはやっぱり」「ディナーはやっぱり」「今宵はやっぱり」、そして、沖縄では、それらと同じように、お酒の〆に、やっぱりステーキなのだ。そうした文化がある、沖縄じゃないと思いもつかないネーミング。この言葉以外ない、というネーミングだ。それは、ともかく、そんな「やっぱり」がついに東京へ、というニュースが流れた。
やっぱりステーキ、海外進出10店舗を達成 オーストラリアとフィリピンで開店「沖縄を広める」
「そうなんです/笑。『〆は何にする?』『やっぱりステーキだろ』。ここから生まれたネーミングなんです」。
いうまでもなく、「やっぱりステーキ」の仕業、つまり、義元氏の仕掛けである。
沖縄ではお酒の締めにステーキを食べる締めステーキの習慣があります。そのため、那覇の繁華街を中心に夜遅くまでステーキを提供しているお店がたくさんあり、さっぱりとした赤身肉のステーキが特に人気で、女性でもペロリと食べている姿をみかけます。やっぱりステーキの名前の由来もお酒の締めは、やっぱりステーキだよね。から生まれたんですよ。
沖縄県那覇市生まれ。高校卒業後、渡米し、ロサンゼルスにある語学学校、短期大学に進む。28歳で帰国。尊敬する経営者の下で、様々な事業を経験。40歳で独立し、2015年「やっぱりステーキ」1号店を出店する。
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