アクアライン通行料 一部値上げへ

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アクアライン通行料 一部値上げへ
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アクアライン通行料 一部値上げへ

アクアラインのETC料金は現在、平日は全日・全時間帯で普通車800円ですが、土休日の13~20時は、上り線のみ1200円に値上げ、逆に20~24時は600円に割引されています。料金変動の対象は全車種ですが、下り線では実施されていません。

東京湾アクアラインの基準となる通行料金は、以下のとおりです。

アクアラインは、1時間あたり交通量が2100台以上になると、所要時間が大幅に増加することが確認されているといいます。千葉のレジャーから帰る人が増える土休日の13~20時に、このキャパを超え、20時以降は急激に空くことが固定的になっていました。こうした渋滞緩和の条件が分かりやすかったことも、ロードプライシングの導入につながっています。

ロードプライシングの目的は、混雑する時間帯を高く、空いている時間帯は逆に安くして混雑を緩和するためです。2021年の東京オリンピック・パラリンピック期間中、首都高でマイカーなどの料金を1000円上乗せする取り組みが行われましたが、高速道路における値上げを伴う定期的なロードプライシングは、アクアラインが日本初です。

激しい渋滞が課題となっている千葉県と神奈川県を結ぶ「東京湾アクアライン」で、時間帯によって通行料金を変動させる制度が試験的に導入されてから1年となり、交通量を分散させる効果は、試験導入の直後と比べて徐々に減少していることが千葉県の分析で明らかになりました。「東京湾アクアライン」では、課題となっている激しい渋滞を解消しようと、千葉県から神奈川県に向かう上り線で、土日と休日の昼すぎから夜の時間帯の通行料金を値上げし、夜遅くから深夜にかけては値下げする制度が、去年7月から試験導入されています。 千葉県によりますと、試験導入から1年が経過し、交通の状況について分析したところ、交通量をピーク時から分散させる効果は一定程度表れているものの、徐々に減少していることが分かったということです。 具体的には、アクアラインの上り線の通行にかかる最大の所要時間は、試験導入後の最初の1か月の平均は38分でしたが、4か月後までの平均は47分、1年間では50分と、長くなる傾向にあるということです。 試験導入は来年3月まで行われる予定で、県は調査を継続して効果を検証しながら、将来の料金体系について検討することにしています。

今回のアクアラインの変動料金はシンプルで、ETC搭載車が土日・祝日の上り線を利用する場合のみ変動料金が適用される。渋滞が集中する13~20時は、普通車で通常800円が、400円値上がりし1200円となる。この価格差でどれほどの効果が出るのかがひとつの焦点といえるだろう。

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