ドル円、150円突破後のターゲットは!?|日経平均上昇で円売り傾向(今日のFX予想)2024/12/3 #外為ドキッ

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ドル円、150円突破後のターゲットは!?|日経平均上昇で円売り傾向(今日のFX予想)2024/12/3 #外為ドキッ

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

今日のドル円  テクニカル分析で環境認識(動画の内容 ポイントまとめ)

■相場の現状
1. 基本的な動き
   – 149.00円付近まで下落後、持ち直し
   – 150.00円を挟んだ攻防
   – 上値の重さが継続

2. チャート形状
   – 下降チャネル内での推移
   – 150.70円が重要な抵抗線
   – 週足で移動平均線に挟まれる

■本日の注目材料
1. 経済指標
   – JOLTS求人件数
   – FRBメンバーの講演

2. 市場動向
   – 日経平均上昇で円売り傾向
   – FRB利下げ観測の強まり
   – 日銀利上げ観測も継続

■重要価格帯
上値:
– 150.70円(チャネル上限)
– 152.00円(200日線)

下値:
– 150.00円(心理的節目)
– 149.00円前後(直近安値)

■取引戦略
– 150.00円突破でサポート転換を確認
– 150.70円突破で上値試す展開
– 週足レンジ内での取引

総じて、150円を軸とした攻防を見極めつつ、経済指標への反応を注視する展開。

『最新のドル/円相場を解説』

『平日の月曜日~木曜日、17時からのライブ配信』ライブトレード 欧州時間を攻略だ!ドル円分析&取引

『平日の月曜日~木曜日、20時からのライブ配信』夜ライブ|ドル円、150円台回復は反転の始まり?調整で終わる?

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信

外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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ドル円の上昇幅が拡大すれば リトレースメントの水準も切り上がる

ドル円の上昇幅が拡大すれば、リトレースメントの水準も切り上がる。その都度、新たな水準と過去の攻防を確認しながら重要な水準を見極めたい。

再び円安の圧力が高まるなかで、強い米経済指標の内容が続けば、今週のドル円は147円台までの反発を想定しておきたい。

植田日銀総裁の会見を受け、ドル円(USD/JPY)は上値をトライする可能性が高まっている。

また、日足のRSIとMACDの動きをみると、ともにゴールデンクロスへ転じ、ドル円の地合いが強まる可能性を示唆している(下のチャート、緑矢印を参照)。

ドル円の下落局面では、今日現在143.40前後で推移している21日線の「サポート転換」が最初の焦点となろう。だが、さえない米経済指標が続けば、ドル円は21日線をあっさりと下方ブレイクするだろう。

この点については、通貨オプション市場の参加者も意識している。ドル円のリスクリバーサル(1週間 / 1ヶ月)はドルコールへ傾いている。一方、予想変動率は低下基調へ転じている。これらの動きは、短期的なドル円の上昇相場を通貨オプション市場の参加者が意識していることを示唆している。

一方、今週の米経済指標で景気懸念を強める内容が続けば、米ドル安の要因となろう。「米ドルvs円安」の戦いとなれば、ドル円(USD/JPY)の下値トライを予想する。

今週、ドル円の上昇幅が拡大する場合、目先の焦点はIG為替レポートで注目している144.00レベルのブレイクとサポート転換となろう(下のチャート、赤矢印を参照)。日足ローソク足の実体ベースでドル円が144円台へしっかりと上昇すれば、フィボナッチ・リトレースメント61.8%の水準145.65レベルを視野に上昇幅の拡大を予想する。

筆者の予想を超えてドル円が147円台へしっかりと上昇してくる場合は、149円台を視野に上昇幅が拡大する可能性が高まろう。全戻しの水準149.40レベルの攻防は、ダブルトップ形成か?それとも150円を目指すのか?を見極める重要なチャート水準である。

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