【日経平均】上値余地を探る動き。大幅続伸にも繋がり難い。
直近の日足は、陽線引けとなり上値余地を探る動きに繋げています。38,000円の抵抗も守っており、上値トライの流れが継続すると見られますが、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、38,800円超えから厚くなる上値抵抗を抜けきれない可能性もまだ高い状態です。本日の東京市場では海外市場で株価が上昇した流れを受けて、上値トライの動きが強まると見られますが、強い上昇エネルギーも感じられないので、大幅続伸にも繋がり難いと見られます。値動きの収縮状態が続いており、一方向へ抜け出す可能性にも引き続き注意が必要でしょう。38,000円台を維持出来ずに越週するか、37,700~37,800円の抵抗を下抜けた場合は新たな下落リスクが点灯。逆に39,200円を上抜けて終えれば下値リスクがやや後退、39,800~39,900円の抵抗を上抜けて終えれば“強気”に変化して上値余地がさらに拡がり易くなります。上値抵抗は38,800~38,900円、39,100~39,200円、39,400~39,500円に、下値抵抗は38,200~38,300円、38,000~38,100円、37,700~37,800円、37,200~37,300円にあります。
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2日の日経平均は+304円の3万8513円となり反発
今週の日経平均株価は神経質な値動きになりそうだ。歴史的乱高下の余波で売り買いが交錯し、相場の方向感は定まりにくい。外部要因によっては再び波乱が起きかねない。
日経平均株価採用銘柄の騰落率上位(10/27~11/2・図表7)でも、首位の日清粉G(2002)は10/27(金)の大引け後、7-9月期決算を発表。海外製粉事業などが好調で通期計画の上方修正を実施しました。2位の大阪ガス(9532)も米LNGプラントの稼働再開により、4-9月期の営業損益が黒字転換したことや自社株買いの実施を発表したことが好感されたもようです。
日経平均は4日に史上最高値を更新した。ただ、年初からの急ピッチな上昇で高値警戒感も強まっている。「一時的な調整を挟むのはむしろ健全」(ニッセイアセットマネジメントの松波俊哉チーフ・アナリスト)との...
なお筆者は、24年のどこかで『日米株価の逆転』が起きる可能性に注目しています。 日米株価差(日経平均とNYダウの差異)のチャートは、89年12月に大天井を付けてから下落の一途を辿ってきました。「米国株買い・日本株売り」という強いトレンドが30年以上も続いてきたことになりますが、そんな流れも23年1月についに終了したとみられます。 世界の投資マネーは、これまでの米国株偏重から他国・地域の株式市場へ流れていくと思われます。アジア地域の投資を考える場合、ファンダメンタルズ面が好調な割に、長い期間にわたり軽視されてきた(アンダーウェイトされてきた)日本株は、投資対象として真っ先に検討されておかしくありません。
以上の考察に基づき、日経平均の24年想定レンジを[2万9000円~3万7000円]に設定しました。
それから1年が経ちました。嬉しいことに23年の日本株は、銀行株を始め大型バリュー株がけん引し、他国・地域マーケットのほとんどを圧倒するパフォーマンスを示しました。 これを書いている時点(12/20)で日経平均の年初来上昇率は29%、年間の安値(終値)は25,716円(1月)、高値は33,753円(7月)です。安値も高値も、1年前の予想に近いものでした。
先月の日経平均は+154円と買い地合いであったが、2日の東京株式市場は反発と、地合いの強さが引き継がれ、堅調な展開をたどった。
8月5日の日経平均株価は急落し、前週末比4,451円28銭(12.4%)安の31,458円42銭で取引を終えました。下落幅は1987年10月20日の3,836円48銭(米国株の急落が世界に飛び火したブラックマンデー翌日)を超え、過去最大となりました。しかしながら、翌6日はこの流れが一転し、日経平均の寄り付きは前日比618円91銭(2.0%)高の32,077円33銭で取引が始まり、その後上げ幅は3,000円を超え急拡大しています(9時47分時点)。
2日の日経平均は+304円の3万8513円となり反発。
今回のレポートでは、改めてこの急落と急騰の背景を探り、今後の展開について考えます。まず、歴史的な急落の根底には「米国景気の先行き不安」があり、それに起因する形で「米ハイテク株の続落」と「ドル安・円高の進行」が重なり、日経平均はこの3つの売り材料に押されたと推測されます。次に、これほどまでに下げ幅が大きくなった理由について考察します。
11月第1週(10/30-11/2)末の日経平均は、前週末比958円20銭高(3.09%)高と週足ベースで3週ぶりに反発。日米両市場ともに、10月までの調整局面からようやく回復に転じました。
4年サイクル底へ向けての下落が起きる場合、日経平均はいくらで底入れするでしょうか? 08年大底からの強気相場中、4年サイクル底は今回が4回目です。前3回のサイクル底は、ザラバベースで8,238円(12年6月)、14,864円(16年6月)、16,358円(20年3月)でした。前の高値からみると、順に28%、29%、そして33%下げており、平均すると高値からの下落率は30%です。
これまで日経平均・TOPIXは、約4年周期で底入れしてきました。この『4年サイクル』によると、次の株価の底入れ時期は24年3月頃ということになります。すると24年の前半、特に春頃までの日経平均は、急落リスクが高いといえそうです(23年のような『彼岸底』かもしれません)。 日経平均下落の理由は定かではありませんが、もしかすると『マグニフィセント・セブン』に代表される、米ハイパーグロース株の急落かもしれません(後述)。
そのため、今回は海外投資家(投機筋など)が、かなりまとまった金額で先物を売り、日経平均の急落を主導した可能性が高いとみています。これが、裁定買い取引の解消(詳細は3月12日付レポート参照)や、個人投資家の信用買い残高(7月下旬で約18年ぶりの高水準)の整理などを通じた現物売りを誘発し、8月5日は売りが売りを呼ぶ「パニック相場」となり、下げ幅が急拡大したと思われます。
今週の日経平均株価は上値の重い展開か。短期的な過熱感を懸念する向きがあるほか、為替市場の円高基調が輸出関連銘柄に影を落とす。日本企業に対する期待はなお強いものの、目先は売りに押される場面がありそうだ。
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