【豪ドル/円】反発余地が限られる展開。戻り売り方針継続。
直近の日足は実体が小さく上下にヒゲのある陰線引けとなりました。96.20-30の下値抵抗には一旦跳ね返されましたが、98円超えトライにも失敗しており、トレンドは弱いままです。買いは1日様子見です。売りは97.40-50で戻り売り。損切りは98.00で一旦撤退です。短期トレンドは、98.50超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、101.00超えで終えるまでは下値リスクを残します。また、96円を割り込んで終えた場合は95.00前後の中期的な下値抵抗をトライする動きへ。上値抵抗は97.00-10,97.40-50,97.90-00に、下値抵抗は96.20-30,95.80-90,95.50-60,95.00±10銭にあります。
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最新の豪ドル円チャート
豪ドル/円(AUD/JPY) 為替チャート・FXチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
豪ドル円予想 反発余地が限られる可能性 FXチャート分析
オーストラリアが新型コロナウイルスの発生源の調査を主張したことについて反発した中国が、2021年に農産物から石炭まで多分野に及ぶオーストラリア産品の輸入を凍結などの報復処置をしました。
「取引量を大きくして為替差損でロスカット」されるのが、豪ドルの取引で大損するトレーダーの特徴です。
次に豪ドル円を構成するドル円を見てみましょう。期間を変えたドル円相場の3つの月足チャートをベースに分析しています。
実質金利が改善されると、豪ドルは買われる可能性が高くなります。
マイナススワップが少ないFX会社を選ぶと、売りからでも低コストで売買ができて利益が増えるわ!
インフレ率より金利が高くないと、お金の価値が年々減っていくので豪ドルの売り圧力になります。
2021年の相場環境を踏まえて、2022年の豪ドル円相場の注目点をまとめてみました。
LIGHT FXが豪ドルの取引におすすめよ。
2021年の豪ドル円相場は、新型コロナウィルスの感染拡大が続くも、ワクチンが開発されたことでワクチン接種が拡大、コロナ後の経済回復を睨んで、総じて株価が堅調な推移となったことで、リスクオンの堅調な展開で終了しようとしています。 年初は、豪州ではロックダウン、日本でも緊急事態宣言の発令が続いたことなどから、リスクオフ気味の展開からスタートしましたが、豪ドル円相場は、77.90円を安値に反転地合いとなり、バイデン大統領の大規模なインフラ投資計画の発表もあって、米長期金利が急騰したことでドル円相場が110.97円まで一時反発、対NZドルでの買いも追い風となり、豪ドル円も85.46円まで上昇しました。ただ、長らく進んでいた円高で、機関投資家などからのやれやれの利食いも出易い位置となったようです。これもその後NYダウが、史上初の3万5千ドル台に上昇、豪ドル円も85.81円まで高値を更新しました。 しかしながら6月のFOMCでパウエルFRB議長が、「テーパリングの協議を開始する」と発言したことがサプライズとなり、早期の金融引き締めの懸念で株価が急落し、また、豪州中銀が債券プログラムの延長を決定したことで、豪州産ワインに中国が追加関税をかけました。このことを豪州がWTIに提訴したことで、中国との関係悪化に対する懸念が生じました。更に中国が「共同富裕」政策を打ち出したことが、中国経済に悪影響になるとの見方が重なり、豪ドル円はじり安を辿り、一時77.90円まで売りに押されました。丁度この時日本の感染者数が、急拡大したこともあって、ドル円が108.72円まで調整したことも豪ドル円の上値を抑えたようです。 9月に入ると自民党総裁選を睨んで、菅総理が突然退陣表明したことがサプライズとなり新政権に対する期待感から日経平均が31年ぶりの高値をつけました。これを受けて、ドル円もリスクオンの動きを強め、豪ドル円も86.26円の年間の高値をつけました。一方で米国のインフレ率の強い上昇で、11月のFOMCでテーパリングが本格的にスタートし、来年3回の利上げを織り込む形で、豪ドルの対ドル相場が0.6994ドルまで下落を強めました。このことから、豪ドル円も78.79円まで再調整となりましたが、南アフリカで発見されたオミクロン株の拡大懸念の中でも、株価が比較的堅調な推移となったことが、豪ドル円の下値を支えています。
取引量を少なくして低レバレッジで取引をすれば、大きく豪ドルが下がった時に買い増して、一時的な反発時に売ることで安定した利益を狙えます。
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