金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。
金(ゴールド)市場の値動き まとめ
12月2日の金相場、2月限の取引価格は2658.50ドルで取引を終え、前営業日から22.50ドル(0.84%)の下落を記録しました。
相場の下落要因として、トランプ次期米政権による「脱米ドル」を模索する新興国へ関税をかける旨の対応方針表明が挙げられます。また、フランスなど欧州の政治情勢の不安定化を受けてユーロが売られる一方、米ドルが上昇したことで、国際商品市場全般に売り圧力がかかりました。
米国の金融市場では、債券利回りの上昇も貴金属相場の重荷となりました。これは、収益を生まない資産である金の相対的な投資魅力を低下させる要因となっています。
先週の相場は2.7%の下落となりました。イスラエル・ヒズボラ間の中東地域での停戦合意の発効により、安全資産としての金需要が減少したことが背景です。ただし、東欧におけるロシア・ウクライナ間の軍事的緊張は、引き続き相場を下支えする要因となっています。
市場参加者の間では、今週発表予定の米国雇用統計に注目が集まっており、これが今後の金融政策の方向性を占う重要な指標になるとの見方が広がっています。
最新の金(ゴールド)CFD チャート
30分足チャート
日足チャート
「CFDネクスト」での金(ゴールド)スポット価格について、テクニカル分析では単純移動平均線(10日)が上向きになる中、価格は移動平均線の下に位置している。また、相場の過熱感をはかるRSIは、基準(50)近辺で推移している。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
金スポット 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
外為どっとコムのCFDについて
『CFDネクスト』においてスプレッド実績は「日本N225」では42%縮小し2.9(提示率は最も高く99.95%)、「WTI原油」では13%縮小し0.026(提示率は99.88%)となりました🌟
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外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。
金(ゴールド)の上昇・下落変動要因
上昇要因
インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。
下落要因
インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。
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金もインフレ時には他のモノと同じく 価格が上昇します
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また、米ドル決済禁止や資産凍結の制裁を受けたロシアや、アメリカとの関係が良くない国々が自国の経済を安定させるために金準備を積み増したことも、金価格の上昇に大いに関係したと考えられています。
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金がインフレに強い資産として注目を浴びるようになったのは、1970年代に2度のオイルショックが発生した際です。 インフレが進行した際に、金の価格は急騰しました。 2022年以降の世界規模のインフレ発生時にも、金価格は上昇しています。 これらの事例から、金はインフレ対策として有用なヘッジ機能を果たす資産とされています。
以下で、金の需要と供給にはどのような要因があるのか、詳しく解説します。
ただし、対円での「ドルの価値上昇」は「円安ドル高」であり、基軸通貨としての米ドル価値の上昇とは区別して考える必要があります。円安ドル高は、短期的な円建て金価格の上昇要因です。
金CFDは、金価格を基にした差金決済取引を指します。実際に金を保有せず、証拠金を担保に売買の差額で利益を得る方法です。
金CFD取引では、一定の損失を抱えるとロスカットが執行されます。 ロスカットとは、CFD会社が定める一定の証拠金維持率を下回ると、強制的にポジションが決済される仕組みです。
金もインフレ時には他のモノと同じく、価格が上昇します。そのため、金を保有することが「お金の価値」低下への備え・リスク回避になるわけです。
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一方、2015年から2017年ごろまでは、おおむね逆相関の動き(金価格が下がればドル指数が上がり、金価格が上がればドル指数が下がる)になっています。そして最近では、2021年は金価格とドル指数がおおむね相関で推移したものの、2022年に入ってからはセオリーの逆相関に戻しています。
ここでは、2020年以降の金価格の動向を追うことによって、金価格を変動させる要因について確認しておきましょう。
また、米金利が下落すれば、米ドルは下落しやすいといえます。つまり、米金利が上昇すれば、米ドル建て金価格は下落しやすく、米金利が低下すれば、米ドル建て金価格は上昇しやすくなります。この関係も理解しておくことが、金を取引するうえで重要だといえます。
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