[米ドル円]リスクオフの円買い

昨日の東京市場では日経平均株価が大幅高となる中リスクオンの円安と米金利上昇によるドル買いが進みドル円は150円前半まで上昇。しかしNY時間に入り韓国が非常戒厳を宣言したことでリスクオフの動きが進みドル円は148円65銭まで下落。その後発表された米10月JOLTS求人件数が予想を上回ったことでドルが買われたものの上値は重かった。
しかし、その後韓国が戒厳令を解除するとの報道が伝わると円の戻り売りが強まりドル円は149円ミドル付近まで押し戻された。一先ず混乱は回避されたものの韓国内の混乱は今後も続き、北朝鮮に対するリスクも高まるなど地政学的リスクへの警戒感は高い。
一方で、米雇用の強さなどがFRBの利下げ観測が後退するなかでドル円の下支えとなる。
今日は米11月ADP雇用統計や米11月ISM非製造業景況指数が発表され、前日の米10月JOLTS求人件数、そして月曜日の米11月ISM製造業景況指数と同様に強い結果を示すようならドル円は上値を試す展開が予想される。
ただ、リスクオフの動きや週末の雇用統計を控え上昇後は再び押し戻されると予想する。

ドル円予想レンジ：150円20銭～148円60銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー