【テクニカル】日足テクニカル・ドル円=重さ示唆する長めの上ひげともなう足型形成

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【テクニカル】日足テクニカル・ドル円=重さ示唆する長めの上ひげともなう足型形成

上影陽線引け。目先の重しだった5日移動平均線を上回り、一時151.23円と先週末11月29日以来、3営業日ぶりに151円台を回復する場面もあった。

 ただ、現水準151.69円から低下が続く見込みの一目均衡表・転換線も上値に控えるなか上伸しきれず、やや押し戻されている。目先の上値の重さを示唆するやや長めの上ひげをともなう足型を形成した。本日150.03円前後で推移する5日線へ追随するように一目・雲の上限149.63円へ近づく展開も想定して臨みたい。戻していくにしても、雲上限の緩やかな上昇に連動するようなペースにどまると予想する。

レジスタンス1  151.23(12/4高値)

前日終値     150.59

サポート1    149.94(12/3-4上昇幅の半値押し)

サポート2    149.53(12/4安値)

(関口)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・ドル円=重さ示唆する長めの上ひげともなう足型形成

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なお、(図中にもコメントしたように)この中期時間軸では「前週同様、潤沢とは言えないまでも更なる上昇余地は依然として残存」しているようにも見える。一方で、先週のローソク足は“相対的に上ヒゲが長めで、上値の重さが意識される足型”(図中上部右端「上値重い?」の部分)となっていた。これを受け (先週は)<「更なる上昇余地は依然残存」との結論としたが、これは見方を変えれば「テクニカルな“上昇の過熱”に再び急接近しつつある状態」ともいえる。いずれにせよ「変化は短期時間軸から現れ始める」はずなので、テクニカル分析においても「過度に予断を持つことなく」変化の兆しを見落とさぬことを心掛けたい。>としていた。

なお、改めて申し上げますが『テクニカルにUSD高に傾斜している見通し』が依然として我々のメインシナリオであることに著変はありません。ただ、テクニカルに強い地合いが長く続いているからこそ「自律調整を含めたピークアウトが接近している」との認識も併せ持つ必要があると思料。したがって、上掲の重要イベントが『テクニカルなピークアウトを誘発する要因』となりうるかどうかという視点は絶対に欠かせません。やはり(テクニカル/ファンダメンタルズの両面において)「過度に予断を持つことなく、冷静な分析を心掛けること」がこれからもますます重要になってくるのだと考えています。

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