【S&P500】上値トライの動きが継続。5,990以下で終えた場合は下値リスクが点灯。
直近の日足は前日足から上寄りのスタートとなり、高値引けの陽線で終えています。一呼吸置いて再び上昇開始の動きに入っており、トレンドは非常に強い状態を維持しています。6,100~6,120近辺が短期的な上値抵抗として働く可能性がありますが、上抜けて終えれば一段の上昇に繋がり易くなります。逆に6,000-10に強い下値抵抗が出来ていますが、5,990以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなり、5,920~5,950近辺まで下落余地が拡がり易くなります。短期トレンドは5,870-80の抵抗を下抜けて終えない限り変化しません。上値抵抗は6,080-90,6,100~6,120,6,150-60に、下値抵抗は6,050-60,6,020-30,6,000-10にあります。
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SP500 プロの予想 上値余地を探る動き
しかし、非農業部門雇用者数をはじめとした見た目の数字が予想以上ならば、長期金利の上昇要因となることが予想される。このケースでは株安を想定しておきたい。S&P500指数(SPX)は、上で述べた5,500の維持が焦点となろう。この状況が確認される場合は、来週以降も上昇トレンドを維持する公算が大きくなろう。
アメリカの長期金利が上昇した先月の28日に、S&P500指数(SPX)やナスダック100(NDX)が下落したことを考えるならば、トランプ候補が掲げる政策-減税、移民対策そして対中関税はいずれもインフレの再燃と財政悪化の可能性を市場参加者に意識させる可能性があろう。
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