東京市況
東京市場概況
- ドル・円:弱含み、150円28銭から149円77銭まで値下がり。
- ユーロ・ドル:上げ渋り、1.0589ドルから1.0566ドルまで弱含み。
- ユーロ・円:弱含み、159円03銭から158円38銭まで下落。
本日の予定
- 19:00 ユーロ圏・7-9月期GDP確定値(前年比予想:+0.9%)
- 22:30 米・11月非農業部門雇用者数(予想:+21.5万人)
- 22:30 米・11月失業率(予想:4.1%、10月:4.1%)
- 22:30 米・11月平均時給(前年比予想:+3.9%、10月:+4.0%)
- 22:30 カナダ・11月失業率(予想:6.6%、10月:6.5%)
- 23:15 ボウマン米FRB理事講演(ミズーリ州銀行協会)
- 24:00 米・12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:73.2、11月:71.8)
- 03:00 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁対話会参加
経済指標
- 日・10月現金給与総額:前年比+2.6%(予想:+2.6%)
- 日・10月家計支出:前年比-1.3%(予想:-2.5%)
- 日・10月景気動向指数・先行速報値:108.6(予想:108.8)
- 独・10月鉱工業生産:前月比-1.0%(予想:+1.0%)
要人発言
- 岩谷外相「日米貿易協定、自動車と部品の関税撤廃を前提に交渉が行われる」「米新政権の政策をしっかり情報収集し対処する」
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株式会社フィスコ
東京市況ほかドル 円弱含み 150円28銭から149円77銭まで値下がり
6日午前の東京市場でドル円は150円を挟んでのもみ合い。
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、衆議院選挙の結果が市場の想定線だったことから、株式市場では大幅反発となり、円は主要通貨に対して売られる展開となった。先週末の海外時間では、米9月耐久財受注速報値が予想程落ち込まず、さらに、米10月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想以上に上方修正されたことから長期金利がやや上昇。ドル買いに転じ152円30銭台で推移した。東京時間では、衆議院選挙の結果、自民党、公明党の政権与党が過半数割れとなった。ただ、株式市場では既に織り込まれていたことから、日経平均は大幅反発。株高を受けて、円は主要通貨に対して売られる展開となったほか、日銀による利上げが遅くなるとの観測が強まったことで、ドルは153円80銭台まで上昇した。
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、米雇用統計発表前で積極的な売買は手控えられたことから150円を挟んだ小動きとなった。
東京市場はレンジ取引。NY時間に注目の米雇用統計発表を控えているためか、積極的な動意は手控えられている。
日足の一目均衡表では、転換線をサポートに雲上限や100日移動平均線を明確に上放れている。7月3日の高値161円99銭から9月16日の安値139円56銭の下落幅22円43銭の61.8%戻し水準である153円42銭を達成したことから、次のターゲットは、3分の2戻しの154円51銭が意識されると考える。今晩の海外時間では、円安の流れが続き、ドルは154円台をうかがうと想定する。上値メドは154円20銭、下値メドは153円40銭とする。
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