Xmas商戦「キダルト需要」増加

「キダルト」とは？

「キダルト」とはキッズとアダルトをかけた造語で、子供心を持った大人のことです。

また、個人のインターネット利用状況に関してもインターネット利用者の割合は、13～69歳の各年齢別にみても9割を超えており、年々増加傾向にあります。

また、「ちいかわ あそびにおいでよ！おしゃべりするよ！ちいかわのおうち」(セガ フェイプ)は、キダルト層にも人気が高いちいかわキャラクターの世界観を余すところなく表現したドールハウスとなっている。

日本玩具協会見本市委員会の藤井大祐専門委員は27日の記者発表会で、令和5年度にカードゲームやぬいぐるみ、プラモデル、フィギュアといったホビーの伸びが顕著だったのは、「キダルト層までをターゲットにした商品分野であることや、現在増えている外国人観光客のインバウンド需要にも人気の商品がそろった商品分野であることが特徴」と説明する。

「日本国内の玩具市場規模は少子化が進む中でも2019年以来4年連続で伸びており、1兆193億円と過去最高を記録している」と、国内における玩具市場の近況を報告する、日本玩具協会 会長の前田道裕氏。8月29日から9月1日にかけて開催された「東京おもちゃショー2024」も、80,048名が来場し、昨年の68,597名に対して24％増加するなど大盛況となった。

いずれも、キダルトやインバウンドに人気の高い商品分野なのが特徴です。

今年のクリスマスには子どもだけでなく大人が自分へのご褒美にしたい注目のキダルトトイも揃っている。「リカちゃん フォトジェニックリカシリーズ」(タカラトミー)は、可動式関節ボディでSNS映えする自由なポージングができるリカちゃんで、キダルト向け商品として大きな話題に。さらに「シルバニアファミリー 赤ちゃんコレクション 赤ちゃんお花畑のおともだちシリーズ Pack」(エポック社)も、大人女性からの熱い支持で人気を博している商品となっている。