1杯多く牛乳飲んで 酪農家の叫び
酪農乳業界では、子どもたちの栄養バランス向上への持続的な貢献を目指し、「給食のない日に牛乳飲もう!プロジェクト」(PDF : 589KB)に取り組んでいます。
金谷さんによると、不需要期となる11、12月には少し形を変えて取り組みたい考え。具体的には「オンラインで同時に牛乳で乾杯した最多人数」のギネス世界記録更新を検討している。これは中央酪農会議が今年3月末に、日本酪農が危機を乗り越えるための景気づけを目的に行ったイベントで、357人という新記録を打ち出している。
たっぷりと盛った作りたての生クリームにシャインマスカットを飾り付け。人気のブランドイチゴ「あまおう」をふんだんに使ったクリスマス限定パフェだ。 東京・江戸川区にある「フォーシーズンズカフェ」は、パフェやケーキがオーダーバイキングで思う存分食べられると評判のカフェ。 フォーシーズンズカフェ・村杉淳一店長: 牛乳は欠かせない食材です。牛乳だけでも1箱12本、1ダースですから、それくらいは1日大体使いますね。 スイーツ作りにも欠かせない、その牛乳が今、危機的状況に陥っている。酪農団体が行った集計により、全国の酪農家の数が2024年10月、初めて1万戸を下回ったことが明らかになった。 フォーシーズンズカフェ・村杉店長は「1リットル30円以上超えてくると原価にかなり影響してきます」と国産の牛乳がこの先減少すれば、価格にも影響する可能性があるという。
金谷牧場・金谷雅史さん:(牛乳)コップ1杯。コップ1杯を多く飲んでいただければ助かります。
金谷さんは酪農乳業速報の取材に対し、「冬はいつも牛乳が余る(需給が緩和する)。年末にギネスに挑戦できれば、こうした問題を解決はできなくとも、解決に向けた前進にはなると思う。記録を更新し続けることが目的ではなく、月に1杯多く飲んでもらうことが、酪農家にとって本当に助かるということをもっともっと広めたい。協力してくれる人は連絡してほしい」と力を込めた。
乳価が上げられない酪農家たちの悲痛な叫びをお聞きください。食料とエネルギーは安全保障の柱だと言っておきながら、国は無策でこのようなことに。参加国会議員 参政党 神谷宗幣 れいわ たがや亮 維新 池畑こうたろう 立憲 梅谷 守 藤岡隆雄 山田勝彦 石川香...
スイーツ作りにも欠かせない「牛乳」が今、危機的状況に陥っている。生産コストの上昇で離農する酪農家が増えて、全国の酪農家の数が初めて1万戸を下回ったことが明らかになった。酪農家の減少により、この先国産の牛乳が減少すれば、商品の価格にも影響する可能性があるという。
賛同者は毎月30日に、「乾杯!」「いただきます!」などと言いながらコップ1杯の牛乳を飲む。実施日を毎月30日に設定したのは「休日である日曜日が良いのでは」ということと、開始するにあたり直近7月の日曜日が30日だったため。いまは分かりやすいよう毎月30日に固定している。
金谷さんは賛同者に対し、牛乳で乾杯している画像や動画をⅩに投稿するよう協力を呼びかけている。7、8月の参加人数はX上の投稿数を見る限り100人超。酪農家のほか、他業種の農家など、酪農を応援している関係者の参加が目立つ。ヨーグルトマニアの向井智香さん(ヨグネット代表)も参加している。Ⅹに投稿していない人もいるため、実際の参加者はもっと多いとみられる。
酪農・乳業関係者のみならず、様々な企業・団体・自治体等が共通ロゴマークのもと一丸となって様々な活動を実施しております。
「牛乳で乾杯」は、今年3月に農水省職員がⅩに投稿した「国民全員が追加で毎月コップ1杯(200㍉㍑)の牛乳を飲めば、(牛乳過剰問題の)状況が劇的に良くなる」という発言がきっかけ。6月ごろから酪農家らの間で始まり、7月からは金谷さんが音頭を取っている。関係団体や行政ではなく、酪農家が自らこうした消費拡大運動を企画・実施するのは極めて珍しい。
千葉県内にも借金を背負っている酪農家が多くいて、やめるにしても苦難が伴うと話す。
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