【S&P500】上値余地が限られる展開。
直近の日足は陰線引けとなり、続落して終えています。下げエネルギーの強いものではなく、トレンドも強い状態を保っていますが、直近の陰線が11/4に付けた5,696を直近安値とする短期的なサポートラインを下抜けた位置で終えており、下値余地が若干拡がる可能性が生じています。6,000-10に強い下値抵抗が控えており、これを下抜けるほどの下げにも繋がり難いと見られますが、5,990以下で終えた場合は、強い抵抗を下抜けた反動で下値余地が5,920~5,950ゾーンまで拡がり易くなります。この場合でも5,870-80の抵抗を下抜けて終えるか、5,850割れを見ない限り短期トレンドは変化しません。逆に、6,080-90の抵抗を上抜けて終えた場合は、調整下げが一巡して一段の上昇に繋がり易くなります。上値抵抗は6,060-70,6,080-90,6,100~6,120に、下値抵抗は6,020-30,6,000-10,5,970-80,5,950-60,5,920-30にあります。
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SP500 プロの予想 小幅続落の可能性
本日の日本市場は、米国市場が小幅に高安まちまちとなったことから、小動きでのスタートが予想されます。一方、韓国大統領が3日夜に非常戒厳を宣布し(4日未明に解除表明済み)、隣国の政治不安が広がるなか、関連銘柄の警戒感が高まります。こうしたなか、日経平均は心理的な3万9000円を維持し、続伸となるかに注目が集まります。
S&P500(SPX)の25日の終値は前日比0.19%安の5722.26。最高値の連続更新は2日で途絶えた。FRBが4年半ぶりの利下げを決めた18日からの6営業日での伸び率は1.56%で、株価上昇が勢いづいているとは言い難い。
米国市場では、ダウ平均構成銘柄は30銘柄中13銘柄が上昇となり、なかでも、アップル[AAPL]やメルク[MRK]、アマゾン・ドットコム[AMZN]、エヌビディア[NVDA]が1%超の上昇となりました。そのほか、ウォルマート[WMT]やマクドナルド[MCD]、ホームデポ[HD]などが上昇しています。一方で、17銘柄が下落となり、なかでもプロクター・アンド・ギャンブル[PG]は2%以上の下落となりました。また、ジョンソン・エンド・ジョンソン[JNJ]やハネウェル・インターナショナル[HON]、スリーエム[MMM]、ビザ[V]、トラベラーズ[TRV]は1%以上下落しました。ダウ平均構成銘柄以外では、情報分析ソフトウェア企業のパランティア・テクノロジーズ[PLTR]が、同社のクラウドサービスが米政府の認証を受けたと発表したことを材料視され、6.9%上昇しました。また、通信のエーティー・アンド・ティー[T]は、取引開始前に今年度と2025年度の通期ガイダンスを公表し、今年度の通期EPS(1株当たり利益)の見通しを上方修正したほか、今後3年間で配当および自社株買いで400億ドル以上の株主還元を実施すると発表したことで、4.6%上昇しました。一方で、ユナイテッド・ステイツ・スチール[X]は、トランプ次期大統領が自身のSNSにて、日本製鉄による買収に対して改めて反対表明をしたことで、8.0%下落しました。また、半導体のインテル[INTC]は、業績低迷を受け最高経営責任者(CEO)が即時退任を発表し、後任者に外部人材を登用する方針であることが報じられましたが、株価は6.1%下落となりました。
米国市場は小幅に高安まちまちの展開となりました。今週金曜日の雇用統計を控えるなか、ダウ平均は短期的な過熱感による警戒感が重荷となりました。ダウ平均は12ドル安で取引を開始すると、その後下げ幅を広げ、一時207ドル安の44,574ドルでこの日の安値を付けました。その後は反転して下げ幅を縮小し、44,725ドル付近で一進一退を繰り返した後、最終的に76ドル安の44,705ドルで取引を終え、続落となりました。一方、S&P500株価指数は2ポイント高の6,049ポイントでほぼ横ばいとなり、2日連続で史上最高値を更新しました。また、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も76ポイント高の19,480ポイントで取引を終え、こちらも史上最高値を更新しました。
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