[ユーロ米ドル]ECB予想通り0.25％利下げしたものの

昨日開かれたECB理事会では政策金利を予想通り0.25％引き下げを決定。声明では前回までの「必要な限り景気抑制的な金利を維持する」との文言を削除したことから1.0470まで下落。その後米新規失業保険申請件数が弱い結果となったことや、ラガルドECB総裁はインフレに関して「まだミッションは達成されていない」と発言。先行きの利下げに関しての示唆がなかったことでユーロの買い戻しが入った。
しかし、ブルームバーグは「ECB理事たちはインフレが2％で安定し経済成長の低迷が続く中、1月に更に0.25％利下げ、3月にも実施する見通し」との報道から上値は重かった。
FRBと比較してもECBの利下げペースは速いことからユーロの上値は重い。

ユーロドル予想レンジ：1.0520～1.0440（61.8％、BB下限）

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