指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。
ドル円高値もみ合い、上下50銭離れた位置に大きめの買い
本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は、高値圏でもみ合い。序盤に153.328円まで押されたが、大台割れを回避すると日銀の利上げ見送り観測が支えになって153.975円まで上昇幅を広げた。ただ、上昇一巡後は米10年債利回りが伸び悩んだため、ドル/円も153半ばへ押し戻された。
現状のレベルの上側の153.800円~154.000円に売りが観測されるほか、153.700円、153.950円、154.000円にストップ買いが確認できる。一方、下側の153.000円、153.050円、153.100円、153.300円、153.400円に買いが見られるほか、153.300円、153.400円、153.450円にストップ売りが確認できる。153.050円の買いと、153.950円のストップ買いは大きめ。
※注文情報「米ドル/円」 1メモリ=1,000,000通貨
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豪ドル円は円高が優勢
昨日のドル/円は終値ベースで約0.3%上昇した。前日に持ち高調整と見られる動きで一時150.40円台まで下落した反動からドル買い・円売りが先行。日本株の持ち直しや欧州株の上昇を受けて市場心理が改善すると151.95円前後まで反発した。ただ、NY市場が感謝祭で休場となる中、心理的節目でもあり200日移動平均線が位置する152.00円を前に伸び悩むと151.50円台で取引を終えた。本日は米国が感謝祭明けとなるがクリスマス商戦がスタートするブラック・フライデーで「ほぼ休日」の扱いだ。NY市場は株式、債券が短縮取引となることから、為替相場の動意も限られる公算が大きく、ドル/円は151円台中心の値動きが見込まれる。ただし、月末最終日のため実需等のフローによる急変動が起きる可能性はある。日本時間25時のロンドンフィキシングの前後などは要注意の時間帯となろう。
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは豪ドル米ドルです。 その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
豪ドル円は円高が優勢。 豪州で政策金利が発表され、市場予想通り据え置きでした。 発表後の豪ドル円は円高で反応しています。 同時に発表された豪州準備銀行(RBA)の声明において、理事会はインフレ圧力の低下についてある程度自信を深めている旨が示されました。 ハト派的な表現が円高要因だった模様です。 円高一巡後に円安方向に戻ったものの、9日終値に比べて円高で取引を終えました。 なお、日本でマネーストックM2が公表されましたが、豪ドル円は大きな反応を示していません。
豪7月貿易収支は60.09億豪ドルの黒字となり、黒字額は市場予想(50.00億豪ドル)を上回った。輸出が前月比+0.7%と伸びた一方、輸入は-0.8%と減少した。
主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。
豪中銀(RBA)のブロック総裁は「インフレ上振れリスクを引き続き警戒している」とした上で「短期的に利下げは見込んでいない」と述べて市場の利下げ観測をけん制した。また、「豪ドルの若干の上昇は、インフレ対策にプラス」との見解を示した。
豪中銀(RBA)のブロック総裁は「現状、基調的なインフレ率はなお高すぎるため、短期的に政策金利の引き下げを検討することはできない」と指摘。「インフレ率を持続的に2-3%の目標レンジ内に戻すにはまだ時間がかかる」と述べた。12月の利下げの可能性を事実上、排除したとの見方から豪ドルが上昇した。
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はNZドルです。 円はプラス圏で推移する場面があったものの、おおむねマイナス圏で取引されました。 ドルはプラス幅を広げる展開で、夜に横ばいに転じました。
昨日のドル/円は乱高下。米8月ADP全国雇用者数が予想外の悪化となり一時142.86円前後まで下落したが、米8月ISM非製造業景況指数が予想を上回ったことで一転144.23円前後まで上昇。その後は米長期金利の低下を受けて143円台半ばまで再び下落した。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が「労働市場のさらなる減速は歓迎しない」などと発言していることから、本日の米8月雇用統計に注目が集まっている。今週に入って発表された雇用関連の経済指標に弱い結果が目立ったこともあり、米金利先物は50bp(0.5%ポイント)利下げを4割ほど織り込んでいる。米雇用統計で労働市場の下振れを意識させる弱い結果となれば50bp利下げの織り込みがさらに進みドルの大幅安に繋がる可能性がある。一方で、強い結果となれば大幅利下げ観測が後退することで急反発することも考えられる。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅や今後の利下げペースを巡り、8月雇用統計に市場の注目が集まっている。
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨はNZドルです。 円はゼロを挟んで上下動し、最終的にマイナスで取引を終えました。 豪ドルは午後にかけてマイナス幅を拡大し、それ以降はマイナス圏で推移しました。
先週の米雇用統計発表後は、FRBは予定通り利下げするとの見方になり「円買い/ドル売り」が広がったが、今週はその反動で(週明けに)円を売る動きが見られた。日銀が12月の金融政策決定会合で、利上げを見送るとの予想が広がっていることが円売り材料となっている。
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