参考レート 89.12円 12/17 1:53
パラボリック 87.14円 (実勢レートが上回れば買い・下回れば売り示唆)
移動平均線・MA(各レベルで短期が長期を上回れば買い・下回れば売り示唆)
5日移動平均線 88.40円 (前営業日88.31円)
21日移動平均線 89.13円 (前営業日89.19円)
90日移動平均線 89.99円 (前営業日89.99円)
200日移動平均線 91.95円 (前営業日91.96円)
RSI[相体力指数・14日]
48.71% (売られすぎ目安30%・買われすぎ目安70%)
ボリンジャーバンド(買われすぎ・売られすぎ水準目安 周期20日)
2σシグマ[標準偏差]上限 91.27円
2σシグマ[標準偏差]下限 86.79円
MACD指数平滑移動平均・収束拡散指標
MACD[12、26] -0.61 vs -0.68 MACDシグナル [かい離幅 0.07]
(MACDがシグナルを上回れば買い・下回れば売り示唆。かい離幅も反発・反落の目安)
注;テクニカル指標の解釈の説明は一般例のひとつで、同一の指標でも上記以外に様々な判断基準があります。
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル NZドル円テクニカル一覧低下中の21日線前後の攻防
ドル/円相場は、今週だけで4円を超える下落。週明けの154円台後半から150円半ばまで一時値を下げている。そうしたことを受け、テクニカルのひとつ移動平均では21日線に続き、152円前後に位置する200日線もしっかりと割り込んできた。ドルの下値リスクがさらに高まった感も否めない。なお、昨日レポートした起点を9月16日安値139.58円と考えた上げ幅のフィボナッチ38.2%戻し150.20円は、中期の下値メドと考えていたが、気が付いたらそれほど遠くない。攻防に要注意だ。市場の関心は12月の日米金融政策発表に依然として高いが、本日はNYが休場で目立った米指標の発表はない。新規材料難から基本的には動き難い展開を予想するが、逆に中東を中心とした「地政学リスクの高まり」などに動きがあれば、「薄商い=乱高下」をたどる可能性もありそうだ。油断は禁物かもしれない。また、トランプ次期政権をめぐる貿易(関税)を中心とした方策にも一応要注意。内容によっては為替市場へ及ぼす影響も懸念されている。
テクニカルに見た場合、ドル/円はレンジを下放れしたのち、下げ足を加速させついには150円半ばも。フィボナッチでは、中期的な下値メドと予想していた150.20円がすでに間近に。下回ればもちろん150円割れ、そして一目均衡表の先行帯の雲の上限を目指す展開もありそうだ。対するドルの抵抗はまず152円レベル。超えると、さらに1円程度の戻りも。本日は米国がサンクスギビングデー休場となることで、目立った指標発表はなし。また、米国だけでなく欧州についても、これといった要人の講演などが予定されていない。新規材料難の様相で、動きにくそうなイメージだ。
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