前日の海外市況
海外市場概況
- ドル・円:153円45銭から154円48銭までドル高・円安で推移。米12月サービス業PMI速報値の大幅改善も好感された。
- ユーロ・ドル:1.0475ドルから1.0524ドルでもみ合い。
- ユーロ・円:161円17銭から162円21銭までユーロ高・円安に推移した。
- NY原油市場:反落、中国の需要懸念。
- NY株式市場:まちまち、ハイテク株が上昇をけん引。
本日の予定
- <国内>
- 特になし
- <海外>
- 16:00 英・8-10月ILO失業率(予想:4.3%)
- 18:00 独・12月IFO企業景況感指数(予想:85.5、11月:85.7)
- 19:00 独・12月ZEW景気期待指数(予想:6.8、11月:7.4)
- 19:00 ユーロ圏・10月貿易収支(9月:+125億ユーロ)
- 22:30 米・11月小売売上高(予想:+0.5%、10月:+0.4%)
- 22:30 カナダ・11月消費者物価指数(前年比予想:+2.0%)
- 23:15 米・11月鉱工業生産(前月比予想:+0.3%)
- 24:00 米・10月企業在庫(前月比予想:+0.1%、9月:+0.1%)
- 米連邦公開市場委員会(FOMC、18日まで)
経済指標
- 米・12月NY連銀製造業景気指数:0.2(予想:10.0、11月:31.2)
- 米・12月製造業PMI速報値:48.3(予想:49.5、11月:49.7)
- 米・12月サービス業PMI速報値:58.5(予想:55.8、11月:56.1)
- 米・12月総合PMI速報値:56.6(予想:55.1、11月:54.9)
要人発言
- ドイツ連邦議会「ショルツ首相の信任案を否決」
- トランプ次期米大統領「ウクライナでの戦争を止める上で一定の前進」「就任式前に日本の首相と会うかもしれない」
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株式会社フィスコ
前日の海外市況ほかドル 円153円45銭から154円48銭までドル高 円安で推移
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、政府・日銀による円買い介入警戒が一気に高まったことで昨晩の海外時間からのドル買いは一服、152円90銭台でのもみ合いとなった。昨晩の海外時間では、米3月消費者物価指数(CPI)やコア指数が市場予想を上回り、インフレの改善が見られず年内の利下げ観測が大幅に後退し、米10年債利回りは4.5%台まで上昇。長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。さらに、米財務省が実施した米10年債入札も不調で金利動向に連れドルも一段高となった。その後、日本当局の円買い介入警戒感の高まりを背景に一時伸び悩むが、米国や同盟国がイランによる対イスラエルのミサイル、ドローン攻撃が間近に迫っていることに備えていることが明らかになると、質への逃避のドル買いも強まり、一時153円24銭まで上昇した。東京時間では、神田財務官が「行き過ぎた動きに対してあらゆる手段を排除せず適切に対応する」と円安けん制発言を行った一方、「特定の水準を念頭に置いて判断していない」とも発言。ドル高一服となり152円90銭台水準でのもみ合いとなった。
24日の日経平均の終値は、前日終値比439円54銭安の3万9154円85銭だった。円高を受けて、輸出関連株を中心に幅広い銘柄が売られた。企業の決算発表がピークとなる前で、買い注文の材料が乏しかった。
24日の円相場は午後5時、前日(午後5時)と比べて1円45銭円高・ドル安の154円58~60銭で大方の取引を終えた。
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