SBG、米国に15兆円を投資へ

米メディアによると、SBG傘下のビジョン・ファンドや、SBGが大半の株式を握る英半導体設計アームなどを通じ、AI開発やデータセンターの新設などに資金を投じる。新興企業オープンAIに投資済みの15億ドルも含めるという。

米国のドナルド・トランプ次期大統領とソフトバンクグループ（SBG）の孫正義会長兼社長は16日、SBGが向こう4年で米国に1000億ドル（約15兆4000億円）を投資すると共同発表する予定だ。このイベントの関係者が明らかにした。関係者によると、この投資によって人工知能（AI）など新興テクノロジーを中心に10万人分の雇用を生み出すことができるとSBGは予想している。トランプ氏の任期が切れる2029年までに投資を完了する計画だという。トランプ氏と孫氏は、フロリダ州にあるトランプ氏の私邸マールアラーゴで共同発表する予定となっている。SBGの広報担当者はコメントを避けた。