日経平均株価は続落。12/13の下落で形成したマドを埋めきれずに失速する展開となった。取引時間中は引き続きさえない展開が続き、結局は安値引けの陰線で終えた。
RSI(9日)は前日の56.5%→52.6%(12/17)に低下。50%超を維持しているものの、10日移動平均線(39380円 12/17)まで押し戻される弱さが続いている。ただ、水準自体は横ばいであり、特に見方に大きな変化はない。10/15高値(40257円)と11月前半の高値水準をつないで延長した下値支持線上を維持している。
上値メドは、12/12高値(40091円)、10/15高値(40257円)、心理的節目の40500円、7/17安値(41054円)、7/11安値(42012円)、7/11高値(42426円)などがある。下値メドは、心理的節目の39000円、25日移動平均線(38827円 同)、75日移動平均線(38465円 同)、心理的節目の38000円、10/2安値(37651円)、9/19高値(37394円)などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
このテクニカル・ルールに関しては 徹底的なテストが行われてきた
では、このような状況下で反発するために必要な条件とは何でしょうか。ヒントは、これまでグランビルの法則について解説してきましたが、下降トレンドから上昇トレンドに変化するために必要となるテクニカル的な条件になります。
テクニカル分析は、学者の世界では異端の教義であり、それを非難するのはわれわれにとって喜びでさえある。われわれを、このような弱い者いじめに走らせる動機は、第一に、彼らの手法が明らかに間違っていること、第二に、いじめやすいこと、である。これほど哀れな対象をいじめるのは、多少アンフェアな気もするが、忘れないでいただきたい。私が守ろうとしているのは、ほかならぬあなたがたの財布なのだ。
日経平均株価は3万8000円台での推移が続く。今後の見通しをマネースクエアの宮田直彦チーフ・テクニカルアナリストに聞いた。
ところで不思議なことに、文無しになったテクニカル信者は、この道を選んだことを決して後悔したりはしないのだ。それどころか、以前にも増して熱心な信者になるのである。無礼を承知で、そういう連中が文無しになった理由を尋ねてみるがいい。おそらく彼は何のためらいもなく、「私はチャートに疑いを差し挟むという、全く人間的な、お恥ずかしい失敗を犯したのだ」と答えることだろう。みっともない話だが、私はかつて、ディナーの席で友人のチャーティストがそう答えるのを聞いて、食事を喉に詰まらせてしまったことがある。それ以来、消化に悪いからチャーティストとは食事を共にしないことにしている。
このテクニカル・ルールに関しては、徹底的なテストが行われてきた。いくつかの主要取引所を対象に、また二〇世紀初めにまでさかのぼる膨大なデータが、そのために用いられた。そして過去の株価を分析したところで、将来の株価を予測するのに何の役にも立たないというのが、その結論である。株式市場はほとんど記憶というものを持たない。株式市場は時として、「モメンタム」の存在を裏づけるような動きを示すことはあるが、それには全く規則性がなく、それを利用して超過リターンを得られるかどうかは、売買コスト差し引き後で見ると、断定的なことは言えないのだ。
さて、前回の続きということで、今回のNOTEでは、主にチャート分析(テクニカル分析とも言います)に対する注意喚起と、インデックス投資について書いていこうと思います。
「ウォール街のランダムウォーカー」では、チャート分析(テクニカル分析)にハマってしまった投資家の様子がユーモラスに描かれています。
コメント