ガソリン値上げへ 客 最悪です
ガソリン価格を抑えるための国の補助金が縮小され、今月から全国でガソリンなどの価格が段階的に値上がりする見通しであることを受けて、盛岡市のガソリンスタンドではポスターを掲示して利用客に値上げを周知するなど対応に追われています。資源エネルギー庁によりますと、政府が今月からガソリン価格を抑えるための補助金の縮小を決めたことから、ガソリンなどの価格は、▽今月19日以降、2週間から3週間ほどかけて全国平均で1リットルあたり最大5円程度、値上がりし、▽来月16日以降も2週間から3週間ほどかけて、さらに最大5円程度、値上がりする見通しです。これを受けて、盛岡市月が丘にあるガソリンスタンドでは、事務所の入り口に値上げを知らせるポスターを掲示して利用客に周知を図っています。この店舗では、11日までに、すべての法人顧客、およそ50社に対し、文書を送るなどして、いつから値上げするかなどを説明したということです。給油に訪れた80代の男性は、「この時期の値上げは困る。生活にも影響があるので、国には補助を続けてほしかった」と話していました。ガソリンスタンドの運営会社の近村繁統括課長は、「ガソリンや灯油の需要が高まる時期の値上げのため、顧客に丁寧に説明している。値上げまでの駆け込み需要も想定されるので、余裕を持った早めの給油をお願いしたい」と話していました。今後の見通しについて、国の委託を受けて価格を調査している「石油情報センター」は、「店舗によって対応は異なるが相当程度の値上げが見込まれる。消費者に受け入れられるか、反応を注視していく必要がある」としています。
しかし、観光客によるマナー違反が後を絶たず、町はこれまで目隠し用の幕を設置するなどの対策をしてきました。
19日に値上げを予定する福井市内のある給油所では、週末の14、15日、普段より2割ほど多い来客があったという。担当者は「(駆け込み給油によって)ガソリンが足りなくなる最悪の事態は避けられた」と胸をなで下ろしながらも、値上げを機に「お客さんが車に乗るのを控えないか心配」と話した。
山梨県の富士山とコンビニ店を一緒に収めることができる人気撮影スポットで、観光客らのマナーが少しずつ変化しています。さらなる改善に向け、新たな柵の設置工事が始まりました。
自民、公明、国民民主3党は物価高対策として、ガソリン税に上乗せされている暫定税率の廃止で合意した。実現すると現在は1リットル当たり53円80銭のガソリン税が28円70銭に引き下がるが、給油に来た同市の主婦(75)は、合意書に廃止時期が明記されていないことに不満を漏らし「ただでさえ物価が高い。すぐにでも減税してほしい」と切実な声を上げた。
顧客を呼び戻すためには、競合よりガソリンを安く売るしか手はありません。ですが、単なる安売りをしていては収益を確保することはできません。そこで、縦軸の「価格が高いor安い」に、顧客ニーズがありかつ競合が追随できないであろう観点から「新しいカーメンテナンスの提供をするorしない」という横軸を付け加えてみることにしました(図表3)。
19日から政府によるガソリンの補助金が縮小されます。これに伴い、店によっては5円程度のガソリン価格の値上げが見込まれ、年末年始に向けて家計を直撃しそうです。
皆さんの業界でも、自社の類似商品はネットを探せばいくらでも出てくるはずです。この状態で自社が「商品を値上げします」と宣言すれば顧客はネットで類似商品を検索し、そして、類似商品があなたの商品の価格より安ければ、競合の類似商品を購入するでしょう。
ブラジルからの観光客 「注意をしない人もいるから柵を設置するのは必要なことだと思います」
政府による補助金が縮小する影響で、ガソリン価格が19日から5円程度値上げとなります。価格の高止まりが続く中、県内のガソリンスタンドでは給油の傾向も変わってきています。資源エネルギー庁が発表した県内のレギュラーガソリンの小売価格は、1リットルあたり「181.3円」で前の週より0.3円値下がりしたものの、高止まりの傾向が続いています。そのような状況の中、政府は経済対策として2022年から続けているガソリン価格への補助金を19日から段階的に縮小します。1リットルあたりのガソリン価格は19日から実質5円ほどの値上がりとなる予定で、2025年1月にはさらに5円ほど値上がりすると見られています。給油客「(値上がりは)結構痛い。国が決めたことなので仕方ないと思うが」給油客「(家計に)かなり影響する」「仕事柄色々な場所に行くのでどうしてもガソリンは必要」「今までずっと補助で助かったので続けてほしい」価格の高騰が続く中、こちらの店では客の注文の傾向もこれまでとは変わってきています。光洋石油ENEOS 長崎恵美須町SS 横田健 店長「今まで満タンと注文していた方が定額の2000円分、3000円分に変わったり、少しずつ消費傾向が抑え気味になる」こちらの店では客の負担も考えて19日からしばらくは3円程度の値上げに抑えるということです。横田健 店長「しばらくは高止まりだと思うので」「補助金という形でなくても何か緩和策がないかと切なる思い」19日からはガソリンに加え、灯油も値上がりするため家計への影響はこの冬、さらに大きくなりそうです。
そもそもなぜ値上げをすると客離れが起きてしまうのか? それは価格以外の選択肢をこちらが提示していないからです。
では、どうすれば競合より高い価格設定をしても客離れを食い止めることができるのでしょうか? 答えは、『顧客に「価格以外の選択肢」を提供する』です。
ベトナムからの観光客 「富士山さえ見えれば、マナー違反を防ぐために柵を設置することはいいと思います」
顧客は価格以外の選択肢が与えられていないから価格で選択をしているだけです。もし顧客に価格以外の選択肢を与えることができれば、価格以外の価値を商品に見いだし、競合より高い価格でも自社の商品を選択してもらうことが可能です。
価格以外の選択肢がない状態は図表2で表されます。このままですと、顧客は高いor安いの2択しかなく、必然的に顧客は安売り店に集まります。そして、この価格に追随できないお店は客離れが起きます。
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