金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。
金(ゴールド)市場の値動き まとめ
12月17日の金相場、2月限の取引価格は2662ドルで終了し、0.3%の下落となりました。
相場変動の背景
為替市場でドルがユーロに対して上昇したことが、商品市場全般に影響を与えました。取引時間中、米国債利回りの変動に連動して値動きが変化し、特に午前中は売り圧力が強まる展開となりました。
経済指標の影響
米国の11月小売売上高は、全体では予想を上回る0.7%増を記録しましたが、自動車関連を除いた数値は市場予想を下回る0.2%増にとどまりました。
金融政策への注目
本日から開催される米連邦準備制度理事会(FRB)の政策会合(FOMC)では、0.25%の追加利下げが確実視されています。市場参加者の関心は、2025年以降の金利見通しに移っており、利下げペースが従来の想定より緩やかになる可能性も指摘されています。
年間パフォーマンスと市場見通し
金価格について、年初からの上昇率は28%を超え、2010年以来の大幅な年間上昇となる見込みです。市場専門家からは、インフレ動向に関わらず、景気減速と金利低下の両面から恩恵を受けられるとの分析が示されています。
最新の金(ゴールド)CFD チャート
30分足チャート
日足チャート
「CFDネクスト」での金(ゴールド)スポット価格について、テクニカル分析では単純移動平均線(10日)が、ほぼ横ばい推移になる中、価格は移動平均線の下に位置している。また、相場の過熱感をはかるRSIは、基準(50)の近くで推移している。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
金スポット 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
外為どっとコムのCFDについて
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金(ゴールド)の上昇・下落変動要因
上昇要因
インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。
下落要因
インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。
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国内金価格は 引き続き値動きが大きくなる可能性を見ている
積み立てた金は金地金で現物を受け取ったり、金貨で返還を受けたり、市場売却受託サービスを利用して金銭で返還を受けることができます。
一方、日本時間4月29日、5月2日に、政府・日銀による為替介入とみられる動きによって大きく円高に振れた米ドル/円相場に、国内金価格の振れ幅は拡大した。4月29日は160.2円から一時154.4円に、5月2日は一時151.84円まで円高が進んだ。ニューヨーク金先物価格の現在の価格水準(2,300ドル前後)では、1円の変動で国内金価格には74円ほどの変動要因となる。前週の国内金価格は連休で3営業日だったが、5月2日の日中取引は1万1572円で終了。週足は前週末比163円、1.4%安で続落となった。
こうした中で今週の想定レンジはニューヨーク金先物価格が2,310~2,360ドル、国内金価格はすでに連休中の時間外取引にて1万1180円と当面の安値が出ていると見て、1万1180~1万1830円を想定している。国内金価格は、引き続き値動きが大きくなる可能性を見ている。先週ニューヨーク金先物価格が2,300ドル台を維持したことから、2,300ドル台での値固めの展開をみている。
先週は、米雇用統計はじめ重要指標の発表が続いたところへFOMCが重なるイベント週となった。メインイベントは言うまでもなくFOMCだったが、注目されたパウエルFRB議長の発言は、事前には直近の発言内容からタカ派的政策方針を示唆するとみられていた。ところがFRBの次の行動が利上げになることについては「ありそうにない」とした。市場に安心感が広がりニューヨーク金先物価格は発言を受け急伸した。しかし、パウエル発言の押し上げ効果は2,339.10ドルまでで、翌日には再び一時2,300ドル割れまで売られることになった。
長期金利は0.06%高い4.39%となりました。ドル円は、円安方向に展開し153円台後半で推移しています。
今週は、「静かなる週(quiet week)」とも表現される、米国関連の主要指標の発表予定がない週だ。ただし、連日FRB高官の講演など発言機会が予定されており、注目が怠れない。早くも5月6日には注目発言が飛び出している。リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、高金利が景気を一段と鈍化させ、インフレを当局目標の2%に向かって減速させるとの見解を示した。「金利上昇の本格的な影響はこれから現れる」としている。バーキン総裁は、2024年のFOMCでの投票権を有している。一方、同日、NY地区連銀のウィリアムズ総裁は、利下げはいずれ実施されると発言。次の動きが利下げとなる可能性が高いという認識を示した。直近の発言では、状況により利上げも否定できないと発言し市場の警戒感が高まった経緯がある。
中央銀行による買いは、2022年1082トン、2023年1,037トンと年間1,000トン以上という驚異的なペースが続いたが、2024年も同様のスタートを切っていることが判明した。広く金市場のセンチメントをサポートするものは間違いなかろう。
本日の日本市場は、先週末の米国市場が小幅に高安まちまちで終えた流れを受け、小動きで始まると予想されます。このような中、日経平均は先週の勢いを引き継ぎ、米ブロードコム株の上昇や円安などを追い風に上昇となるか注目が集まりますが、週内にはFOMC(米連邦公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合を控えており、神経質な展開となりそうです。
結局、先週のニューヨーク金先物価格のレンジは2,285.20~2,358.90ドルとなったが、高値は週初4月29日に、安値は週末5月3日に付けることになった。想定レンジは下値探りを考慮し2,300~2,360ドルとしたが、下値は15ドルほど深くなった。弱めの結果となった米雇用統計を受けた急伸後に急反落し、付けた水準が週足安値となったことに意外感がある。
先週末の米国市場は、小幅に高安まちまちとなりました。15ドル高で取引を開始したダウ平均は一時140ドル高まで上昇しましたが、インフレ懸念の高まりを背景とした長期金利の上昇を受けて買いの勢いは続かず下落に転じ、その後は前日の終値付近での軟調な推移が続きました。一方、半導体のブロードコム[AVGO]が決算を受け急伸するなど情報技術セクターの一角に買いが入り、下値は堅く推移しました。最終的にダウ平均は86ドル安の43,828ドルで取引を終え、2020年2月以来4年10ヶ月ぶりの7日続落となりました。また、S&P500株価指数は前日比ほぼ横ばいの6,051ポイントで取引を終了しました。一方、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は23ポイント高の19,926ポイントとなり、小幅に反発しました。
レンジは1万1428~1万1951円となったが、想定レンジを1万1300~1万1960円としていた。上限の1万1960円に関しては大阪取引所の夜間取引で160円を超える円安に対応して付けたもので、予想時に判明していたもの。先週の国内金価格は安値も連休中に付けており、日本時間5月3日の午後10時台に1万1180円まで下げている。この価格は5月7日の安値として記録される。いずれにしても前週の国内金価格は為替変動がほぼ値動きの背景になったといえる。
先週のニューヨーク金先物価格(NY金)は、週前半に利益確定やポジション調整とみられる売りに大きく水準を切り下げた。米賃金指標の上昇も売りを拡大させ、約3週間ぶりに節目の2,300ドル割れを見ることになった。その後は、米連邦公開市場委員会(FOMC)でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長によるハト派的発言や予想を下回った米雇用統計など、支援材料の出現にもかかわらず上値は限定的で、週末5月3日は2,308.60ドルで通常取引を終了した。5営業日中4営業日で取引時間中に2,300ドルを下回る時間帯が見られたものの、安値を買い拾う動きが見られ、終値では2,300ドル超に復帰。テクニカル面での悪化は避ける形になった。ニューヨーク金先物価格の週足は、前週末比38.60ドル、1.64%安で続落となった。
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