FOMC、日銀会合 プロの読み 「日銀この程度の円安で利上げは…」【外為マーケットビュー】
動画配信期間:公開日から2週間
目次
00:00 今週はFOMCと日銀会合
04:13 足元の注目ポイント
04:44 日本・円の動向
07:24 米国・ドルの動向
09:09 欧州・ユーロの動向
11:02 英国・ポンドの動向
12:26 オセアニア通貨の動向
17:49 高金利通貨の動向
24:37 まとめ
動画の要約
主なポイント:
【FOMC関連】
– 0.25%の利下げが示唆されているが、強い景気とCPI下げ止まりで今後の利下げは難しい可能性
– 長期金利上昇と株価下落が見られる
– 現在のGDPは3%台と景気は堅調
– トランプ次期大統領による物価上昇への懸念あり
【日銀関連】
– 当初12月利上げ観測があったが、以下の理由で慎重な見方に
– 7月の利上げ後の株価下落
– 年金運用利回りの低下
– 2024年の成長率マイナス予想
– 現状の円安は深刻なレベルではない
– G7/G20でも為替の話題は出ていない
【為替動向】
– 円安の主因は個人の外貨投資(年間25兆円増)
– 貿易赤字は縮小傾向だが、個人の外貨投資が続いている
– 日本企業の海外展開(日本生命の米企業買収など)も影響
結論:
– 日銀は現状の円安レベルでは利上げを急ぐ必要性は低い
– むしろ景気への悪影響を考慮すると、慎重な判断が求められる
– 金融政策の正常化は必要だが、急激な変更は避けるべき
– 日本の産業競争力低下が根本的な課題として存在
日経平均、4万円の壁。米国株・原油・金相場も解説!【CFD】12月18日(水)野村雅道 #外為ドキッ
目次
00:00 日本株
02:40 米国株
03:52 金・原油
動画の要約
【日本株式市場】
– 日経平均は4万円の壁に直面
– 上値が重い理由:
– 日銀の金融政策決定会合を前に慎重なムード
– 新たな株価上昇策の不在
– 金融所得課税への懸念
【注目の動き】
– ホンダと日産の統合に関する報道
– 孫正義氏のトランプ次期大統領との会談(米国投資)
– 金融関連株の下落傾向
【米国株式市場】
– NYダウは最高値更新後、1978年以来の連続下落
– NASDAQ・S&Pは牽引銘柄(テスラなど)が支え
– テスラのマスク氏の資産は約4,800億ドル(南アフリカのGDPを上回る規模)
【商品市場】
金相場:
– 利下げ期待はあるが、金融緩和ペース鈍化への懸念
– 金利がつかない資産としての魅力低下
原油相場:
– 中東の緊張と中国の景気刺激策で一時上昇
– 中国からの資金流出や景気懸念で下落
– WTIは69ドル台まで下落
結論:
– 日本市場は牽引役不在で上値の重い展開
– 米国市場はハイテク銘柄主導の二極化継続
– 商品市場は世界経済の不透明感を反映した値動き
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外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。
野村雅道 氏
FX湘南投資グループ代表 1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行。82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。 87年米系銀行へ転出。外資系銀行を経て欧州系銀行外国為替部市場部長。外国為替トレーディング業務ヴァイスプレジデントチーフディーラーとして活躍。 財務省、日銀および日銀政策委員会などの金融当局との関係が深く、テレビ・ラジオ・新聞などの国際経済のコメンテイターとして活躍中。為替を中心とした国際経済、日本経済の実践的な捉え方の講演会を全国的に行っている。現在、FX湘南投資グループ代表。
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FOMC 日銀会合 プロの読み
さて、株式市場である。先週も日本市場は上昇した。これで3週間でちょうど2000円の上昇となった。先々週の米国市場は「6月のCPIが5月よりもさらに加速し、7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げがパウエル議長の事前予告の+0.75%ではなく、いきなり+1%になるとの観測が広がったこと」が下落要因となったが、先週は5年先のインフレ率の低下で「7月のFOMCの利上げが+1%ではなく+0.75%になる」という見方が広がったことで反発した。長期金利が2.8%台まで低下していることも好感されている。
スピーカー:5バリューアセット チーフ・インベストメント・ストラテジスト 上田 祐介アメリカのインフレ率低下や国内の金融政策転換への期待を背景に、7月26日のFOMC、7月27-28日の日銀政策決定会合を受け、本セミナーでは、今後の相場や投資機会をどう見るべきか解説します。
いよいよその結論が今週の水曜日に発表される。私のFOMC後の相場の見方は「+0.75%の決定はすでに織り込まれているため、仮にこの形になっても材料出尽くしで売られやすい」、そして「もしFRBがインフレ退治を急いで+1.0%を決定すれば、マーケットへのネガティブインパクトは大」である。要するに短期的な値戻しが大きかっただけに、警戒する必要がある。そのため、私が助言をおこなっている「勝者のポートフォリオ」では安易な買いは見送ってきた。今後、政策金利が引き上げられることによって、長期金利が再び上昇するのは確実であり、まだロングポジションの引き上げには慎重姿勢が必要であると考えている。今週は大事な週になりそうだ。
アメリカのFOMCが17日と18日に、日銀は18日と19日に金融政策決定会合を行います。
三井住友DSアセットマネジメント 市川雅浩氏 「FOMC(米連邦公開市場委員会)と日銀の金融政策決定会合を間近に控え、日経平均は次第に利益確定の売りに押され、徐々に値を下げる展開となりました」
市川氏 「短期で売買する投資家が円安とアメリカのハイテク株上昇を受けて、積極的に買ってきたと思う。買って上がった分を早々に一日の間で売ってしまって、利益を確定してFOMCと日銀(金融政策決定)会合を待つという、そういうスタンスなんだと思います」
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