お金を稼ぐにはプロセスがあると良い
お金持ちになるには、収入の段階のようなものがあって、それぞれの壁をクリアしていく必要があります。
反対に、「悪い稼ぎ方」についても考えてみましょう。 アイドルのライブチケットを高値で転売する、いわゆる「転売ヤー」はどうでしょうか。この人たちは、正規の金額よりも高い金額でチケットを売って、その分の利益を懐に入れています。たしかに、ライブに行きたいファンにとっては、高いお金を払ってでも、ライブに行けるのはうれしいことかもしれません。ですが、「転売ヤー」は、「モノ」をただ横に流すだけで、何の価値も生み出していません。
人は「お金がないから好きなことができない」と言い訳をしがちだが、お金持ちは「お金は使えば使うほど増える」と言う――。「お金」とは一体なんなのか…人生とお金の付き合い方を、一度考えてみませんか。
ただ、私たちがしたいと思うことのすべてに「お金」が絡んできてしまうのも事実です。しかし、お金があればすべての願いが叶えられ、すべての問題が解決され、幸せな人生となるのかというと、私が今まで世間的にいう「お金持ち」といわれる人達を幾人も見てきましたが、そんな人は1人もいませんでした。
タイトル通り、新しいお金の価値観を提示していてちょっとクセのある本ですが、今どきのお金の流れについて知ることのできる本です。著者の佐藤航陽さんはメタップスを創業して百何十億ともうけましたが、やっぱり昔と今とではお金もうけの手法が変わってきたんですよね。この本には「経済圏をつくる」と書かれていますが、人を集め、資金調達をすることが最も重要なんです。
この連載の序章で、僕は金に囚われている現代の価値観を「お金教」だと揶揄した。だが今、僕自身が四六時中金のことを考えている。金のことばかり考えるのは金に囚われているからだ。は~…、僕自身がお金教の教徒だ。だが、ふと気づいた。こんなに金のことを考えているのは金が足りないからで、金のことを考えなくて済むくらいの稼ぎを得ればいいのではないか? その額はたいした額じゃない。月に20万もあれば我が家は余裕で暮らしていける。その程度の金だったら、気持ちのいいやり方でどうにか稼げるだろう。さあ、考えよう。
とはいえ、「お金とどうやって付き合っていくのか」から始まり、「自分の資産の価値を最大にするには」「稼ぐ力を高めて成長するためには」など、経済学やお金に関してはアプローチも深め方も多様で、迷うところです。
余談ですが、僕がAmazonにいたとき、上からの指示で「とにかく回転率を上げろ」という指示を愚直に守っていたことがありました。ところが、元Amazon本社上級副社長のディエゴ・ピアセンティーニは、現場の数字を見て、「回転率が高すぎて、機会損失が発生している」ということを一発で見抜きました。やはり優秀な人はベースに会計学の知識があるんだなと感心した覚えがあります。キャリアを積んで経営の中枢に行くために、どこの組織に行っても通用するスキルを身に付けるために、これからの人生でお金で損をしないために…経済学やお金の知識は欠かせないものだと思います。
真面目に働き、タンス預金して死んでしまいがちな日本人に「いかに豊かにお金を使うか」を考えさせてくれるはずです。
基本的にいわゆる投資というものは、元手となるお金があって初めて成立します。たった数万円で数百万になるといったようなケースは極めて稀なケースであるため、大学生のうちはコツコツスキルを身に付けてお金を稼ぐ能力を付けることを優先する方が良いでしょう。
世の中にはお金を稼ぎたい人を罠にかけるような「怪しい副業情報」が横行しています。
お金を稼ぐ方法を考える際に、どの所得として取り扱うことになるのかを知っておけば、トラブルの回避にも役立ちます。副業をお考えの際には、ぜひとも参考にされてみてはいかがでしょうか。
その「目的地」によって、どれくらい稼げばいいのか、どれくらいのお金を貯めて増やせばいいのかが変わってきます。
Aさん:ひとつは、Uber Eats配達員の働き方に興味があったこと。 もうひとつは、ジムに通っていたのですが、そこで自転車を漕いだりしているのならば、ジム代わりの運動として配達員をしてお金も稼げるのは良いなと思ったからです。
アメリカではシアトルなどの都市で労働人口増加、投資増加といった好循環が生まれている一方、デトロイトなどの都市は人口流出、失業率の上昇に悩まされています。なぜ「いい仕事」は、特定エリアに集中するのか…そんな、お金と場所の相関関係を解き明かした1冊。
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