欧米市場オープニングコメント
「ドル・円はやや下げ渋る展開か、クリスマス休場のため主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く見込み」
25日の欧米外為市場では、欧米主要市場がクリスマス休場となることから、ドル・円を含めた主要通貨の為替取引は動意薄となりそうだ。ただ、日米金利差を意識してドルは156円台後半で下げ渋る可能性は残されている。
報道によると、日本銀行の植田総裁は12月25日の講演で、「金融緩和調整のタイミングやペースは今後の経済・物価・金融情勢次第」との見方を伝えた。また、「米国の政策運営は世界経済や国際金融資本市場にも大きな影響を及ぼし得るため、日本の経済・物価への影響もよく見ていく必要がある」と指摘した。国内経済の目先の大きなポイントは、春季労使交渉に向けた動きだと述べた。植田総裁は先週行われた会見でも「来年の春闘のモメンタムをみたい」と述べている。この時は「春闘について大きな姿が分かるのは3月とか4月とかそういうタイミングになると思う」との見方も伝えており、金融政策の変更につながるのは2025年3月以降になるとの見方が多いようだ。
通貨別分析
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株式会社フィスコ
ドル 円はやや下げ渋る展開か クリスマス休場のため主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く見込み
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.36ポイント(0.14%)高の265.13ポイント、深センB株指数が5.51ポイント(0.45%)安の11212.02ポイントで終了した。香港市場はクリスマスで24日午後から26日まで休場。27日から取引を再開する。
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