ドル/円、157円台で底堅い…休暇モードが続き方向感に乏しい展開となるか
欧米時間のドル/円予想レンジ:156.800-157.900円
東京市場のドル/円は、底堅い展開。序盤に157.08円前後へ小緩む場面もありました。ただ、日本株高などを背景にやや円売りに傾くと一時157.48円前後まで強含みました。
本日もロンドン・欧州市場は祝日休場です。米国は休日ではないものの、クリスマス明けで休暇モードが続くと見られます。そうした中で、今夜は米新規失業保険申請件数が発表されます。市場予想は22.3万件と前回(22.0万件)から微増と見られています。余程の結果とならない限り、ドル/円は157円台前半を中心に方向感に乏しい展開となりそうです。
ドル/円をテクニカル分析で見ると、移動平均線が強気のパーフェクトオーダーを形成しているほか、RSIは70ライン付近に張り付いています。明確に上昇基調であるため上値を試しやすい状況であると見れます。
ドル円 日足チャート
この後の経済イベント
12/26(木)
20:00☆トルコ中銀政策金利
22:30☆米新規失業保険申請件数
27:00 米7年債入札(440億ドル)
12/27(金)
08:30 日本12月東京都区部消費者物価指数
08:50☆日銀金融政策決定会合における主な意見(12月18-19日分)
※☆は特に注目の材料
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信
外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。
外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
コメント