【見通し】27日香港株=方向感に乏しいか、休場明けの週末で取引参加者は少ない見込み
27日の香港市場は方向感に乏しい展開か。クリスマス休場明けの週末とあって取引参加者が少なく、特段の新規材料が見当たらないなかで低調な取引が予想される。米連邦準備理事会(FRB)が来年の利下げを慎重に進めるとの見方が根強い半面、前日の米長期金利の上昇一服が支えとなりそうだ。
休場前24日のハンセン指数は続伸し、終値ベースで12日以来およそ2週間ぶりの高値を更新しただけに、利益確定売りが出やすい。もっとも、中国の財政出動などに対する期待は続いており、下値を売り込む動きは限られるだろう。
26日のNY株式相場は高安まちまち。クリスマスの休場明けで軟調にスタートしたが、年末年始の株高期待を背景に買い直され、ダウ平均など主要3指数がそろってほぼ横ばいで終了した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、英金融大手のHSBC(00005)、電気自動車メーカーの理想汽車(02015)、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)が香港終値を上回った半面、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が上回って終えた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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