鈴木修さん死去 カリスマの人柄
「あゝ、荒野」は、兄貴分の復讐を誓う新次(菅田将暉)と、吃音と赤面対人恐怖症に悩むバリカンこと健二(ヤン・イクチュン)がもがきながらもボクサーの道を進んでいく姿を描いたもの。前原さんは、前篇のクライマックスシーンで衝撃的な死を遂げる「自殺研究会」の主宰者でカリスマ的リーダー・川崎敬三役を演じた。
鈴木修さんの略歴は?
浜松市中央区にあるスズキの本社前では、従業員から鈴木氏の功績を踏まえ、会社をさらに発展させたいといった声が聞かれました。38歳の男性従業員は「びっくりしたというのが正直な感想です。非常にリーダーシップがあって会社を発展させた方なので、亡くなったのはすごく大きなことだと思います」と述べました。また、23歳の女性従業員は「仕事に熱心だったことは従業員みんなが知っていることだと思う。これからもスズキの車両をもっと世界に広めていきたい」と話していました。40歳の男性従業員は「鈴木相談役がいなくなったから落ちぶれたねと言われないよう、胸を張れるように頑張りたい」と話していました。
会長、社長を半世紀近く務めてスズキを「小さな巨人」と呼ばれるほどの世界的に知られる自動車メーカーに育てた鈴木修氏は、カリスマと呼ばれながらも徹底した現場主義を貫いてきた経営者でもあった。
国民栄誉賞を受賞したレスリングの吉田選手は、鈴木修のお気に入り。「あのファイトがないと、世界では戦えない」と評価する。
鈴木修はよく、「ツキ」や「運」について話す。インドでの成功は「人に恵まれたから。向こうも俺に魅力を感じていた。巡り合えたのは運だった」とも。また人を見るときは理屈よりも性格や意欲など人間的な部分を重視する。
全国軽自動車協会連合会は「鈴木修氏は、1970年代には低迷していた軽自動車業界において、社長として陣頭指揮を執られ企画したスズキ・アルトを全国統一価格47万円で発売し、軽ボンネットバン市場を拡大するなど、今に続く軽自動車市場の隆盛への多大な貢献は語りつくせません。鈴木修氏の多岐にわたるご活躍を偲ぶとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます」というコメントを発表しました。
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